中学進学、情報収集はどうしてる? ~公立中学校編~

 保護者世代では、近所の公立中学校に進学するのが当たり前でしたが、現在では中学校の選択肢も幅広くなっています。地域の公立中学校に進学する場合でも「学校選択制」を導入しているところもあり、お子さまに合う中学校を見つけるためには、情報収集が必要です。そのための方法やチェックするべきポイントをご紹介します。
※「公立中高一貫校・私立・国立中学校編」はリンクからご覧ください。

まずは、市区町村のHP(ホームページ)をチェック!

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地域の公立中学校に進学する場合は、まずは市区町村のHP(ホームページ)をチェックしましょう。自治体によって掲載内容に差はありますが、自分の住んでいる地域がどの中学校の通学区域にあたるのか、学校選択制はあるのかないのか、ある場合にはその手続きのしかたについての情報、各学校の説明会のお知らせなどといった基本的な情報を知ることができます。

① 学校選択制のある地域の場合
 学校選択制のある地域の場合は、まずはHPや学校説明会などを利用して各学校の情報を収集しましょう。そのうえで希望する学校を決めて、申請を行うのが一般的です。希望者数が学校の受け入れ可能人数を超えた場合には、抽選が行われることもあるようです。学校説明会などの時期を見逃さないよう、早めに情報チェックをしておくのがおすすめです。

② 進学する中学校が決まっている場合
 進学する中学校が決まっている場合は、学校公開や運動会、文化祭などのイベントがあれば積極的に参加してみましょう。部活動の様子などもぜひチェックしておきたいところです。近所にその学校に通うお子さまをもつご家庭があれば、お話を聞いてみるのもおすすめです。入学したあとの様子が具体的にイメージできるようになり、準備もしやすくなることでしょう。

小学校からのお知らせも、要チェック!

 地域の公立中学校に進学する場合は、小学校からプリントなどで中学進学についての連絡が行われることが多いです。こうした連絡事項を見逃さないよう、注意しておきましょう。
 特に中学校の説明会の時期はチェックしておきたいところです。たいていの地域では秋頃*と年明けにそれぞれ説明会が開かれています。秋頃の説明会では中学校での生活や学習についての全般的な説明があり、年明けには制服の採寸や教科書の配布といった実務的な内容の説明が多くなります。説明会の有無や場所、時期が気になる場合は、早めに担任の先生に聞いてみるとよいでしょう。
*早い地域では、1学期に開催されることもあります。

 お子さまに合った学校で楽しいスタートが切れるようしっかり情報を集め、中学進学へと気持ちを盛り上げていきたいものですね。