中学校から新しく始まるものの1つが「定期テスト」。良い成績を残すにはぜひ攻略しておきたいですね。
そこでまず今回は、今ドキ中学校の定期テストはどのような内容になっているかをご紹介。
今からできることを一緒に探っていきましょう。
●まずは定期テストが何かを知ることから
上の図は、実際の中学の定期テストを元に「進研ゼミ中学講座」で再現したものです。
今ドキの定期テストは、学校によって違いはあるものの、例えば数学では途中式を書かせるなど、論述式の問題がゆるやかに増えている傾向にあります。
(論述式の問題の例)
2021年度から中学校で本格実施されている新しい学習指導要領では、知識を身につけるだけではなく、身につけた知識を使って考えさせ、考えたことを表現させるような「思考力・判断力・表現力」をつけることを目標にしているためです。
この流れは、高校入試も同様です。
以下のグラフでも、中学校の先生が問題作りで考慮していることがわかります。
●保護者世代との最大の違いは「内申点の重要度」
保護者世代との最大の違いは、「内申点の重要度」です。
まず、内申点をつけるうえで大きな比重を占めているのは、定期テストです。
範囲も広くなりますので、普段の授業でノートをしっかりとり、わからないことは早めにつぶせるようにしておきましょう。
また、内申点を上げるためには、普段の授業での態度や意欲、提出物をきちんと出すことも大切になります。
高校入試の際、都道府県によっては中学1年生の内申点から見るところがあります。
そのため、今のうちから、授業をしっかり聞く姿勢を身につけ、提出物は締め切りを守って提出するなど、確実に取り組めるようにしていきましょう。
●初めての定期テストは試行錯誤!?先輩保護者談
先輩保護者にお子さまの定期テストの様子を伺ったところ、以下のような声が挙げられました。
中学生になったばかりの頃は「定期テスト」という名前も知らない、知っていても何をどう勉強するのかわからないというお子さまが大半です。
「暗記はどうすればいいの?」という基本的な質問が多く、最初から思うようにテスト勉強ができないことも。
ぜひ6年生のうちからお子さまと話してみたり、「チャレンジ」「チャレンジタッチ」の教材を活用して勉強方法に慣れていきましょう。