「やってみたい」を将来につなげるちょこっとテク

オリジナルチャレンジタッチスタイル共通

卒業アルバムなど、卒業準備の話題で中学への意識が高まってくる6年生。
中学に入学すると高校進学など進路選びが始まりますが、この進路選びは、お子さまのやりたいことから考えると納得度が高まると言われています。

そこで今回は、忙しい中学生になり、話す時間がとりづらくなる前の最後の夏休みに、お子さまのやりたいことが見つけやすくなるちょっとしたテクニックをご紹介します。

テク1:先輩保護者アドバイス「将来と今をセットで考える」

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6年生のお子さまに将来の話をしても、まだ遠い未来のことのようで興味をもてなかったり、自分事としてとらえづらい場合も多いのではないでしょうか。
そこでテクニックの1つ目としては、将来と今をつなげて具体的にイメージしてみることです。
ぼんやりとでよいので、ちょっと興味がある仕事やそのための進路をお子さまと一緒に調べてみましょう。
そして
• 「将来こんなことをやりたいなら、こんなステップがあるね」
• 「そのために今こんなことをしておくとよいね」
などと、将来とのつながりの中で、今何をすればよいかをお子さまと一緒に考えてみるとよいでしょう。

テク2:好きなものを起点にしてつながるものを考えていく

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わかりやすい例として、お子さまがサッカーが好きだとします。
その場合、上の図のようにサッカー選手を起点にして、関連する人やモノを書き出していき、関連する仕事を一緒に考えてみましょう。
自分の好きなことがいろいろな人やモノに囲まれていることがわかり、それに関連してさまざまな職業に支えられていることを感じるきっかけとなります。

テク3:ひとまず否定しないで自由に意見を交わす

お子さまが「〇〇になりたい」と言うと、つい「その仕事は不安定だから...」などと親心で言ってしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし変化の激しいこれからの社会では、安定した職業かどうかは誰にもわかりません。
興味というのは関わる世界が広がることで移り変わっていくこともあります。
6年生の今のうちは、自由にお子さまと話し合える関係をつくっておくことが大切ですので、否定せずに、楽しく今どんなことをしておこうかと話してみるとよいでしょう。
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このようなテクニックを参考にしながら、6年生の夏はお子さまの「やりたい!」を起点にお子さまと将来を考えるきっかけにお役立てください。