いよいよ間近に迫った大学入学共通テスト。お子さまに本番で実力を発揮してもらいたいですよね。
保護者としてできることは、安心して本番にのぞめる「環境をつくること」です。
できること3点をまとめましたのでご確認ください。
1.試験場に万全の状態で送り出すために、生活コンディションをサポート
共通テストは、受験する科目によっても異なりますが、早い科目は9時半試験開始です。
入試直前ということで、深夜まで勉強しているお子さまもいらっしゃるかもしれません。
夜型に慣れていると、朝に頭をフル回転させにくいということがあります。
当日すっきりした頭で試験に臨めるように、現在夜型の場合、数日前から朝型の生活サイクルで過ごせるようサポートしてください。
また、コロナ対策はもちろん、ご家庭全体で体調を崩さないように対策しましょう。
2.試験に集中できるような食事や防寒を
試験中に集中を保てるよう、朝ごはんはあまり胃腸に負担のないものがよいでしょう。
げんを担いでカツを食べるというお話もよくありますが、消化しづらいものは体に負担もかかりますし、試験中におなかが痛くなる可能性も出てきます。
試験前の食事としては消化がよく、胃腸に負担がかからないものがよいでしょう。
また、あわせて、チョコやグミといったものを持参させ、必要に応じてこまめに空腹対策ができるようにしてください。
また、長時間にわたる試験です。会場が寒い場合もありますので、防寒対策をするようにしてください。
細かく温度調節ができる、重ねて着られるようなものがおすすめです。
3.共通テスト初日後も普段通りで
保護者のかたが心配している態度をとると不安を助長してしまいますし、あれもこれもという態度はプレッシャーを大きくするばかりです。
特別なことは何もしないで普段通り接することも必要です。
特に初日が終わった後、試験がどうだったか気になると思いますが、基本的にご本人が口を開くまで、保護者のかたからは聞かないようにしましょう。
すぐ翌日2日目の試験があるので、そちらの対策に目を向けていただいたほうがいいからです。
保護者のかたが気になっていることを確認するのは試験の間は控え、いつも通りに接するというスタンスで共通テストの2日間はお過ごしください。
以上3つのポイントをご紹介いたしました。
さりげなくサポートすると、お子さまも安心して本番に向かえるはずです。
ぜひこのポイントを意識して、お子さまを試験に送り出していただければと思います。