共通テストまで、およそ1週間となりました。
試験直前期に、受験生のお子さまの一番の支えとなる人は誰でしょうか。
進研ゼミでの大学生に向けたアンケートでは、「学校の先生」、「友人」、「好きなアーティスト」など、いろいろな回答がありましたが、いちばん多かったのは、やはり「家族」でした。
それでは、大学に合格した大学生の先輩たちは、家族にどのように支えられたのでしょうか。
アンケートからいくつかご紹介します。
「がんばれ」よりも「大丈夫」の言葉の方が励みになる
★一番支えになったのは家族です。「頑張って」などは言わず、プレッシャーを与えないでくれていたのがよかったです。
お茶の水女子大生活科学部 なな先輩
★「○○なら大丈夫!」といったメッセージをもらったこと。受験本番の時は「頑張れ」と言われるより「大丈夫」と言われた方がプレッシャーも少なくてうれしかった。
東北大 教育学部 みーやん先輩
★母に「あなたならきっと大丈夫だから自分を信じてがんばってきて」と言われて、背中を押してもらった気分になりました。
名古屋大 農学部 じゅうじゅう先輩
「がんばれ」はプレッシャーを与えてしまいがち。
「大丈夫」という言葉で、お子さまを安心させてあげましょう。
「結果」ではなく「今までの努力」を尊重する
★母から年明けに「挑む勇気をたたえます」という、結果ではなく姿勢を尊重してもらえる言葉をもらった。
三重大医学部 とりゅう先輩
★入試直前期に支えられたのは母でした。「これ以上する必要ないってママに思わせるくらいマーゴは勉強してたから自信持って!!」と言われて自信を持てました。
同志社大法学部 マーゴ先輩
★母が「これだけ頑張ってきたのだから、絶対大丈夫。」と言ってくれたのが、とてもうれしかったです。緊張していましたが、自信を持って試験を受けることが出来ました。
立教大法学部 めいか先輩
結果を期待しているような言葉でなく、今までの努力をほめることで、お子さまは不安がうすれ、自信を持って試験に臨むことができます。
いつもどおりに接する
★模試のときももちろん、入試本番も母の手作りのおにぎりを昼に食べていました。いつも食べている味に心が落ち着きました。
東京工業大工学院 たつき先輩
★受験だからといって特別扱いせず、家族が普段通り接してくれて、過度にプレッシャーを与えないようにしてくれたのが一番よかったです。
東京工業大理学院 クマム先輩
★入試当日、お昼に母が作ってくれたいつも通りのお弁当を開けると、「今まで頑張ってきたからきっと大丈夫!」とメッセージが入っていて、とても勇気付けられました。
東京農大応用生物科学部 もなか先輩
★必要以上に口出しをせず、いつも通りに水筒などを準備してくれた母に感謝です。一番ピリピリしている時期だからこそ、普段と同じように接してくれたことが助かりました。
北海道大総合入試理系 もっち先輩
いつもと違う時期だからこそ、家族が普段どおりに接することで心を落ち着けて勉強できるようです。
いつもと同じ環境を作れたなら、言葉はいらないかもしれません。
本番までのラストスパート。ぜひこれらの声かけ、接し方を参考にしてみてください。
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