高1のお子さまの中には、この秋に模試を受ける、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
模試に向けてがんばっているお子さまがいる一方、中には「模試は実力を測るテストだから、あえて対策しない!」と考えているお子さまも。
しかし、保護者の方としては不安ですよね。
そこで、高1秋の模試に向けて、どのような心構えでいれば良いのか、そしてどのような対策をすれば良いのか、お伝えします。
模試の目的は「ニガテを明らかにすること」を忘れずに
模試は、その点数に一喜一憂しがちですが、良い点数を取ること自体が目的ではありません。
模試の最大の目的は、「ニガテを明らかすること」です。
今後の大学入試に向けて高1のうちから自分のニガテを知り、それを克服することで、合格のために必要な力を身につけていくことができます。
そして、本番の試験と同様に、しっかり対策をすることで、その対策を踏まえた上での、自分の本当の実力がわかります。
ですから、模試前にはきちんと対策を行いましょう。
しかし、高1のうちは「どう対策したらいいの?」というお子さまも多いもの。
そんな時は、次からご紹介する「模試前対策法」を行ってみてください。
模試前対策1 テストで間違えたところを中心に復習
まずは、前回受けた模試や、定期テストで間違えたところを中心に復習すると効率的です。
忙しくて時間がない場合は、前回の模試で見つかったニガテ分野だけでも復習できるといいですね。
これは今後の模試対策にも使える方法なので、これから受ける定期テストや模試の問題、解答、結果などはきちんとファイリングするなどして保存しておくよう、お子さまにアドバイスしてください。
テストのニガテ洗い出しで効率よく得点UP!
模試の点を上げるため、前回の模試と定期テストのニガテを洗い出し。
英語は長文に出た自信のない単語を専用の単語帳にまとめ、日本史は解説にあった表をノートに貼るなどして、確実に覚えていくと得点UPできました。
(明治大文学部 N・A先輩)
模試前対策2 普段の授業の延長でちゃっかり対策
授業をきちんと聞いて理解することは、定期テストだけでなく、そのまま模試対策にもなります。
先生の話を集中して聞くようにアドバイスしてください。
「進研ゼミ高校講座」では、授業前の重要ポイントを「予習復習 効率UP」アプリで押さえ、授業後に「チャレンジ」で復習することで、授業内容を整理しながら理解できます。
さらに問題演習を繰り返すことで、模試のさまざまな問題に対応する力が身につきます。
小テストに全力で取り組むと模試対策に!
高1では、特に授業や小テスト、定期テストに全力で取り組むことが模試対策になりました。
特に小テストは毎回満点を取るつもりで取り組むと、模試や入試に向けた基礎力が身につくと思います。
(南山大法学部 M・H先輩)
上で挙げた2つの対策のように、模試に向けて特別な対策が必要なわけではありません。
むしろ、普段の授業や定期テストなどが、そのまま対策に直結している、と言ってもいいでしょう。
保護者の方は、普段の取り組みがうまくいっているか、きちんとこなしているかなどを中心に、サポートできるといいですね。
そして、模試は受けた後の復習が非常に大切です。
下の記事を参考に、秋の模試もぜひ復習するように、お子さまにお声がけください。
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