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事前に知っておきたい!オープンキャンパス、ココだけチェック

オープンキャンパス、ココだけチェック

進路決定のきっかけになったと語る大学生も多いオープンキャンパス(お子さま同士では略してオーキャンとも呼ばれます)に、この夏参加することを考えているお子さま・保護者の方もいると思います。

高1生だけでなく、新型コロナウイルスの影響で昨年度は参加できなかった高2生にとっては、進路選択をする上で大事な夏とも言えます。

しかし、オープンキャンパスでは事前の情報収集や準備をしておかないと、思わぬ失敗をしてしまうことも。

実際にオープンキャンパスに行った先輩チューター大学生たちの失敗談をもとに、『事前に知っておくと役立つこと』をまとめました。

忙しいお子さまに代わって先に情報収集をしたり、お子さまが困らないようにさりげないアドバイスをしたりするのに、お役立てください。

【チェックポイント①】人気のプログラムはすぐ埋まる

人気のプログラムはすぐ埋まる!

オープンキャンパスでは、教授などの公演を聞けたり、講義を体験したりしますが、人気のプログラムはすぐに埋まってしまい、体験できないこともあります。

さやはる先輩(関西大文学部)

人気の模擬授業はすぐ埋まります。その日にプログラムをもらってから決めるのもいいけど、事前に見ておいて、人気そうなところは早めに行くべき

私はギリギリに行って入れなかった。前日に「〇号館の〇〇教室に行く」と決めておくといい!

事前に大学の公式サイトでタイムテーブルを見て優先順位を決め、「ここは絶対に行きたい!」というところは、場所もしっかり調べて、早めに行くよう、お子さまにお伝えください。

多くの大学のオープンキャンパスでは、定番プログラムとしてキャンパスツアーを実施しますが、こちらも定員がある場合も。

ピーチ先輩(東京大法学部)

キャンパスツアーもあるけど、そういうものは人数制限があるので、早い者勝ち

直前に行っても埋まっているので、事前に調べて早めに行っておくべき!

こういった人気がありそうなプログラムをチェックしておくことも大切です。

とくに今年はコロナ禍での人数制限・事前予約制に注意!

今年はコロナ禍を配慮した人数制限のため、事前予約が必要なケースが増えそうなので、事前のチェックがより必要と言えます。

人気のプログラムを把握して、ある程度予定を組んでおき、余った時間は当日に気になったところを見ていくようにすると、バランスよく見学できるとお子さまにアドバイスをしてください。

はーなる先輩(文教大教育学部)

意外と自分で予定を組まないといけない。タイムテーブルをよく見て、「〇〇やってる〇〇会場にいく」というのを決めたほうがいい!

実際に大学を見に行って「ここ気になる!見てみたい!」って思うこともあるので、その場の好奇心も大切にできる時間も予定に組み込むことも大切です。

【チェックポイント②】大学のキャンパスが広すぎて迷う

大学のキャンパス、広すぎて迷う...

高校生のお子さまにとって、大学のキャンパスは想像よりはるかに広いと感じることも多いです。

このめ先輩(専修大商学部)

どこいるのかわからない...迷う...広い。

広いところは本当に広いし、案内係もいろんなところにいるわけではないので、構内図をよく確認して、ガッツリ準備しておいたほうがいいです!

例えば、キャンパス内にバスが走っていたり、校舎から校舎への移動で山をひとつ越えるほど広大なキャンパスもあります。

そのため、あまりの広さに戸惑ってしまったり、迷ってしまうことも。

ぼんぼん先輩(筑波大生命環境学群)

広すぎて迷う。入試当日も迷った。

方向感覚に自信がある人でも迷うので、外観の写真やこんな景色のところに行けばいいというレベルまで調べておくと安心です。

それでもわからなければ、大学の人に聞いたりして、頼りましょう。

事前にどんな広さなのか、キャンパスの構内図を確認したり、ネットで衛星写真を使ったマップなども確認するようお子さまにお伝えください。

【チェックポイント③】厳しい暑さを考慮した持ち物を

オープンキャンパスは、多くが7・8月の夏休みに開催されます。

気温の高い真夏になるので、暑さ対策についてアドバイスをしてくれた先輩が多かったです。

このめ先輩(専修大商学部)

オーキャンで行った大学のキャンパスは山の中だった。

帽子、あせふきタオルは大事です。水分、書類が入るカバンだと良いと思います。

はーなる先輩(文教大教育学部)

暑さ対策系が必須。めちゃくちゃ暑いので、日傘がないと本当に死ぬ!

さやはる先輩(関西大文学部)

暑さ対策に水分、タオル。筆記用具とメモできるノートがほしい。

ラムネ先輩(新潟大創生学部)

夏で喉が渇くけど、自販機がなかなか見つからなかったりするので、水分は持って行こう!

先ほど、大学のキャンパスが広いということを取り上げましたが、それだけ外を歩く時間も長くなります。

この時期の暑さは本当に危険な上に、今年はさらにコロナ対策でマスク着用が求められるため、熱中症になるリスクも。

うちわ、ハンディファン、ひんやりタオルなど、暑さ対策ができる冷感グッズを、お子さまに用意しましょう。

また、広いキャンパスを歩くので、足元にも注意が必要です。

ピーチ先輩(東京大法学部)

キャンパスは広いので、歩きやすい靴で

失敗しない!オープンキャンパス持ち物リスト

服装に関して悩むお子さまも多いと思いますが、先輩チューターたちは制服と私服が半々でした。

どちらでもかまいませんが、私服で行くなら派手すぎて浮かない程度の服装にするようお子さまにアドバイスをしてください。

※高校からオープンキャンパスについて方針(「制服着用」など)が出される場合は、そちらに従うようお子さまへお伝えください。


オープンキャンパス、ココだけチェック

興味のある大学に実際に訪れて、その大学をより深く知ることが、お子さまの進路選択のきっかけになります。

この夏、オープンキャンパスにお子さまが参加するときは、この3つをしっかり準備するようにし、サポートするようお願いいたします。

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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