低学年の漢字を身につけるコツ

 漢字は国語学習の基本です。とはいえ、最初は積極的に取り組んでいたのに、いつの間にかニガテになってしまった、というお子さまも少なくない様子です。その原因を探り、1・2年生がつまずくことなく漢字を身につけていくコツをご紹介します。
中学年(3・4年生)高学年(5・6年生) はリンクからご覧ください。

「漢字って楽しい!」気持ちをキープする

 漢字を習い始めた当初は、「漢字ってカッコいい!」と喜んで取り組んでいたお子さまも、くり返し書く漢字練習や細かい字形指導で「なんだか面倒...」「書くのがつまらない」などと興味を失ってしまうことがあります。興味を失うと漢字を書くことがただの作業になり、とめ・はね・はらいや、出る/出ない、くっつく/くっつかないなどの細かい部分に注意がいかなくなって、まちがえてしまうことも。そうならないよう、お子さまの「漢字って楽しい!」気持ちをキープしていくことが大切です。コツは、字形だけではなく、使い方を意識しながら漢字を身につけていくこと。「漢字が使えて楽しい!」体験を通して、漢字への興味を刺激していきましょう。そのためにご家庭でできるアイデアをご紹介します。

アイデア1
生活の中にある漢字を意識させ、楽しく漢字にふれる機会をつくりましょう。買い物に行ったときの商品の札やテレビに出てくるテロップなどで「知っている漢字探し」をするのもおすすめです。普段の暮らしに漢字が役立っていることに気づき、漢字への興味が刺激されます。習っていない漢字も、見つけたら読めることもあるかもしれません。そんなときはたくさんほめて興味を伸ばしてあげましょう。

アイデア2
「漢字が使えてうれしい!」体験ができる機会をつくりましょう。「知っている漢字を使って、○○ちゃんに手紙を書いてみない?」などと声かけしてお友達に手紙を書いてみるのもよいですね。実際に使うことで、楽しみながら漢字を身につけていくことができます。

アイデア3
ご家庭で好きな漢字を書き合い、その理由を話し合ってみましょう。「形がカッコいいから」という理由から漢字の成り立ちを調べてみたり、「この文字ひとつで○○という意味があるのよ」などと漢字のもつ意味に注目してみたりするのもおすすめです。

 1・2年生で習う漢字のきまりは、これから先に習う全ての漢字に共通するものです。身につけておくと、高学年になって複雑な漢字が出てきたときにも覚えやすくなります。字形なら「出る・出ない」「くっつく・くっつかない」「とめ・はね・はらい」に気をつける、書き順なら「上から下へ」「左から右へ」「よこからたてへ」「外がわのかこいから中へ」書くなど、1字1字に興味をもって丁寧に書くことで、基本のきまりをしっかり身につけていきましょう。