教えて!赤ペン先生 夏休みの宿題、親が手伝うのはどこまで?ポイントは?

小学校2回目の夏休み。一年生のときより宿題のハードルが少しだけ上がっているのを見て「一人で大丈夫かな?」「手伝うとしたらどこまで?」とお考えのかたも多いかと思います。お子さまのやる気を後押しするには、どんなふうにサポートするのがよいでしょうか。

【お話】「赤ペン」河原先生
赤ペン先生歴8年。子どもたちに対して「まちがえるのは恥ずかしいことではない!」「どんどんまちがえましょう!」という想いをもちながら、子どもたちの解答を尊重し、大切なポイントがひと目でわかる指導を行う熱く優しい先生。

「いつ、何に取り組むか」を"見える化"する

いつもと違って様々な種類の宿題が出される夏休み。複数の課題を計画的に進めていくのは、二年生にとって少々荷が重いかもしれません。お子さまがやる気をなくしてしまう前に「宿題をどう進めるか」を一緒に考えてあげるのがよいと思います。
宿題を「勉強系:ワーク、プリント、ドリルなど」と「実践系:観察、日記、自由研究・自由工作、感想文など」の二つに分け、それぞれにいつ、何日ぐらいかけて取り組むかをお子さまと話し合って決めていきましょう。決まったことはいつでも確認できるように、カレンダー形式などにして貼り出しておくのがおすすめです。いつ、何に取り組めばいいかがわかれば宿題は半分終わったようなもの。お子さまも安心して取り組みをスタートできるのではないでしょうか。

「自由課題」は「好きなもの」からの連想でテーマを選択

「自由研究」や「自由工作」といった「自由課題」のテーマについても、このとき話し合っておくとさらに安心です。おうちのかたの役割は、お子さまが「好きなこと」を思い出させてあげること。「気になっていること」「興味があること」を問いかけ、そこからの連想で「調べたいこと」や「作りたいもの」を見つけてもらいましょう。例えばお子さまの好きなことが「恐竜」だったら、「恐竜」について何が知りたいかを考えてもらいます。「どんな恐竜がいる?」「強い恐竜は何ていう名前?」「何を食べていたの?」「どうして今いないの?」出発点が「好きなこと」なら、お子さまからどんどんアイデアが湧いてくると思います。

ミッションの完了を親子で楽しんでみる

宿題の「進め方」と自由課題の「テーマ」が決まったら、一つ一つの"ミッション"がクリアできたときの、ささやかな「ごほうび」も決めておくと楽しいと思います。「算数のワークが終わったら、あそこのお店のアイス買いに行っちゃう?!」と親子で楽しめる設定にすると、ワクワク感を共有できます。自由課題のテーマに絡め、楽しみつつ興味を掘り下げられるようなお出かけを予定に入れたり、おうちでのイベントを計画したりするのもいいですね。せっかくの夏休みです。課題の数だけ楽しみを増やしてしまいましょう!

サポートのポイントは「お子さま自身の考えを引き出すこと」です。「どうしたい?」とまずお子さまの考えを聞き、そのうえでアドバイスをする。この順番が大切であると思います。おうちのかたのサポートのもとでたくさん考えて計画を立て、宿題をやりとげることができたら、お子さまは大きな達成感を得ることになるでしょう。親子でワイワイ話しをするところから始める夏休みの宿題は、忘れがたい楽しい思い出の一つになるかもしれませんね。