教えて!赤ペン先生 子どもが嫌がらずに聞いてくれるまちがいの指摘のしかたは?

夏休みの宿題はまるつけまで終えて提出が必要なものも多いですよね。初めての夏休みの宿題のまるつけやサポートのしかたに迷う保護者のかたのお悩みに、赤ペン先生がアドバイスします!

【お話】「赤ペン」三浦先生
「赤ペン先生」として、25年以上活躍中。子どもたちを「ほめること」が大好きで、学童の先生としての経験も豊富。ご家庭からの信頼も厚いベテラン先生。

宿題のまるつけでまちがいを指摘すると怒って聞いてくれません。子どもの気分を損ねない良いやり方はありますか

まちがいの伝え方を「×」から「★」に、ちょっとひと工夫するのはどうでしょう?

お子さまのご機嫌が悪くなってしまうのは、大好きなおうちのかたにまちがいを指摘されて、がっかりしてしまった気持ちの表れではないかなと思います。そこには「まちがい=悪いこと」という意識があるのかもしれませんね。そこで、まちがえていても「×」はつけずに「★」マークなどをつけてみるのはいかがでしょう?「まちがいは悪いことじゃないんだ」ということがお子さまに伝わると、そのがっかりしてしまう気持ちもやわらぐのだと思います。

まちがえた問題を解き直すのを嫌がります。どのように声かけしたら素直に解き直しをしてくれるようになるでしょうか?

たくさんほめてあげて、まずは「勉強って楽しい」という気持ちを育みましょう!

まだ1年生の子どもたちにとっては、勉強自体が不慣れなこと。まずは、ちゃんと問題に取り組めたことをしっかりほめてあげてください。そのうえでまちがえてしまった問題は「おしいな!○○ちゃんならできるよ!」や「この問題むずかしいね。もう一度ゆっくりやってみようよ!」などお子さまに寄り添いましょう。そして、解き直しができたらそこを大きな花まるに変えてお子さまのがんばりをたくさん認めてほめてあげてください。ほめてもらえるとうれしくなって「勉強って楽しいな」という気持ちが芽生えます。この気持ちが解き直しはもちろん、勉強に自ら取り組む力の源になります。

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まちがえたところをちゃんと理解できるようにする。また、理解できたことを確認するポイントは?

おうちのかたと一緒にもう一度解いてみるだけで次からはできるようになることが多いです!

1年生のこの時期の学習内容は、一度まちがえてしまってももう一度ゆっくり解いてみることで正しく理解できるようになるものが多いです。そこでおうちのかたから「次はまちがえない作戦を一緒に考えようね。」と声をかけて、一緒にゆっくり解いてみるのがおすすめです。一緒に解いてみることで、お子さまがまちがえてしまった原因が見えてくると思うので、そっと正しい考え方に導いてあげてください。

お子さまと過ごす夏休みを、おうちのかたも一緒に楽しんでください!

とはいえ、子どもにとっての夏休みはやはり遊びたい気持ちが一番ですよね。私は学童の子どもたちと「都道府県すごろく」を作ったり、「旅行に行ったつもりごっこ」で地域のことを調べたりしています。「遊びを通して勉強っぽいこと」を一緒にやってみると子どもたちは自然と楽しく学べるようです。よければお試しください。