赤ペン先生直伝!初めての学習のつまずきへの寄り添い方

秋の深まりとともに学習内容も確実に難しくなってきているこの時期。お子さま自身が初めて学習面でのつまずきを感じることが多い時期でもあります。親子ともにネガティブになりがちな局面を乗り越えるサポート方法を赤ペン先生がお伝えします!

【お話】「赤ペン」三浦先生
「赤ペン先生」として、25年以上活躍中。子どもたちを「ほめること」が大好きで、学童の先生としての経験も豊富。ご家庭からの信頼も厚いベテラン先生。

入学したての頃は比較的楽しく勉強に向かえていたお子さまから、勉強に関するネガティブな言葉が聞こえてきたら、おうちのかたも不安になってしまいますよね。
でもおうちのかたに話してくれたということは、親子で一緒に解決できるチャンスです!ここでは、この時期のお子さまによくあるシーンを例に、サポートのしかたをご案内していきます。

【シーンその1】
学習面でお友達にからかわれたと言われたとき

返却されたテストの点数などを見て、「こんなところまちがえたの?」とか、「○点しか取れなかったの?」など心ないひと言が飛び交ったりするのが、この時期の子どもたちの特徴でもあります。言ったほうは深く考えていないのですが、言われた子は思った以上に傷ついたり気にしたりしてしまうものですよね。まずは、「ちゃんと話してくれてえらいよ、ありがとう」と受け止めてあげてください。そうすることで、また同じようなことがあってもおうちのかたに相談できるようになり、自己解決もできるようになってきます。そのうえで、お子さまにしっかりと自信をつけてあげるには、答案の内容を確認してまちがえた箇所を一緒に解き直す方法がおすすめです。解き直しが終わったら、わからないところはなくなったから、もう大丈夫!と声をかけてあげてください。解き直しをした答案には、おうちのかたが100点の花まるをつけてあげるとお子さまはとってもうれしいのではないかなと思います。

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【シーンその2】
お友達と比べて自分は勉強ができない言われたとき

この時期は先取り学習をしている子も多く、授業の内容を前もって理解している子に比べて自分ができていないと自信をなくすことも案外多いようです。でも、自分で気づいたということは、初めて自分の弱点を認識できたということ。それは逆に言うと「できるようになりたい」と思った絶好のタイミングです!「じゃあ一緒にやってみよう!」と誘って、おうちでは簡単な問題や少ない量からハードルを下げて取り組んでみてください。「できた」という成功体験が、なにより勉強に取り組む気持ちを育てます。さらに、できたことをおうちのかたがほめてくれたら、この時期のお子さまはすぐにどんどんできるようになって、学校でも自信をつけていきます。

なるべくなら避けて通りたいところですが、子どもにとって「つまずき」は成長へのステップと言い換えることができるのではないかと、たくさんの子どもたちの答案を見ていて感じます。つまずきこそチャンス、と切り替えて、長い目で見守っていきたいですね。