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第一志望大現役不合格者が 後悔している4つのこと

忙しい高校生活のなかで、高1の時は「高2になったら頑張ろう...」、高2の時は「受験生になったら本気出す」と、ついつい勉強を後回しにしてしまうことも多いのでは?そこで、大学受験で「第一志望大に現役合格」がかなわず、後悔の念を抱える先輩たちが「あの時こうしていたら...」というリアルな声を語ってくれました。お子さまが後悔せずに受験生活を過ごせるヒントにしてみてください。

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第一志望大への現役合格かなわず「あの時、あれをしておけば...」

覚え直さないつもりで宿題をしておけば...

先生に怒られない程度に宿題を提出。補講を受ける事態だけは避けるために、テストをなんとか丸暗記。そんな「やり過ごし勉強」をしていないでしょうか?多くの先輩がいざ受験勉強を始めたものの、溜まったツケに気づき、「昔の自分を恨んだ」と語ります。

【先輩体験談】
宿題は時間がない時には答えを見ながら解いたこともあったし、小テストも直前に詰め込んで吐き出すだけの学習法が日常。結果として、高3の時には恐ろしいほど頭には残っておらず、まるで高1から3年分を勉強するような感覚でした。
R大 H・K先輩

【先輩体験談】
予習は授業で指名される問題の前後だけ。復習はテスト前に前日の時間切れになるまで丸暗記。「部活をしてる割には頑張っている」を言い訳に、その時は「ちょっとはわかるし大丈夫かな」と思うが、「ちょっとわかる」は高3で「ほぼわからない」に化けていました。
I大 M・N先輩

早めにコツコツ苦手対策しておけば...

「時間がある時に苦手対策しよう!」と聞くと一見前向きですが、高校生活において「一気に対策できる時間」は実はとても限られています。「基本的な部分」だけでもいいので、苦手を避けずに毎日少しずつ取り組むことが、受験期の苦手対策の大きな土台となります。

【先輩体験談】
苦手科目はどうしても避けてしまうのが人間の心理で、「次の土日にしよう」「次の長期休暇にしよう」とドンドン先延ばしにした結果、気づけばもう受験期。公式や基本解法を覚えるなど、基礎の中の基礎だけでも少しずつやれば全く違っていたと思います。
K大 Y・M先輩

【先輩体験談】
3年の夏の大部分は、放置した苦手な数学の基礎固めに時間を奪われました。高1から忙しいのは事実なので完全克服はできないまでも、苦手を「普通」ぐらいにはしておくべきだと思います。そしてそれは、普段の予習・復習に力を入れるだけでほとんどかないます。
J大 S・K先輩

志望大を早めから詳しく調べておけば...

科目選択やオープンキャンパス、進路面談が相次ぎ、進路選択が一気に迫りくる高校生活。焦って「とりあえず、なんとなく」と進路を決める人も多いかもしれませんが、卒業後だけでなく、受験勉強にも大きな悪影響を及ぼすことを肝に銘じ、早めからきちんと考える必要があると先輩は語ります。

【先輩体験談】
「とりあえず国公立」と漠然と決めた進路。徐々に「志望大」という響きがリアルに感じちゃんと調べたのは高3になってから。結局志望大を変更して勉強の戦略が大きく変わり、「受験勉強を何からするか」を決めるだけで受験期の序盤を削ってしまいました。
J大 M・I先輩

【先輩体験談】
志望大は「決める」までが大変で、かつ知っている情報がかなり限られている自覚がないので、ついつい決めた後は調べる意欲が下がります。いざ受験勉強を始めてから問題傾向などを知ってかなり苦戦。「好きだ」とわかっただけでは志望大には入れません。
S大 Y・M先輩

みんな同じだと油断せず勉強習慣をつければ...

高校生活に慣れてくると、勉強があまりできず同じような悩みを持つ人が周囲にたくさんいることに気づき、「みんなと同じだから大丈夫だ」という錯覚に陥って油断していませんか?陰で「実はやることやっていた」人との差は、その瞬間ではなく受験期になってから発覚するようです。

【先輩体験談】
ちょっと勉強したら偏差値が思ったよりも高く出て、気が緩んでしまうのは大きな罠。ついつい余裕ぶって見直しを怠り、陰で見直しをちゃんとしていた自分よりも少し点が低かった人たちに、受験期で大きく差をつけられていることに後で気づきました。
S大 Y・N先輩

【先輩体験談】
先生が「この時期はみんな中だるみしている」と連呼するし、周りのみんなも「全然勉強していない」と言うから「なんだみんな同じか」と思いますが、これは大きな間違い。他人の「全然していない」が自分の「頑張った」時と同じだと知った時には言葉を失います。
K大 M・T先輩

この記事を読んで「うち子のことだ!」とドキッとされた保護者の方は、ご安心してください。まだ間に合います。後悔のない進路選択ができるように、これらの状態になったらお子さまへお声がけいただくとよいでしょう。

  
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