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キーワードは『併願だって、行きたい大学』併願私大で見るべき3つのポイント

併願私大で見るべき3つのポイント

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22年度入試では、2年目となる大学入学共通テストが実施されます。また、各大学で英語の外部試験を利用した入試が増加するなど、まだまだ新しい受験制度に対応していく過程の年です。

そんな中、受験が迫るこの時期は、とくに併願大をどうしようか悩んでいるお子さまもいらっしゃるはず。

このコロナ禍では、大学生の学生生活が大きく変わっていることを報道等でご存じの保護者の方も多いと思います。

そのコロナ禍も1年以上が経ち、オンラインを活用した講義や就職活動のサポートなど、大学ごとに大きな違いが生まれています。

併願大を検討する際、難易度や入試科目ばかりに目を向けがちなお子さまが多いですが、『併願だって、行きたい大学』。この視点が、なにより大切です。

そこで、併願大は次の3つのポイントを意識して選ぶのがポイントであることを、お子さまのみならず、保護者の方も覚えておきましょう。

・特色ある学び

・学生に優しい配慮された環境

・負担の少ない入試制度

例えば、併願に適した入試制度が多く用意されているなど、どれかひとつに特化している大学を選んでもかまいません。

具体的にイメージしやすいように、4つの私立大学を例に、後悔しない併願大選びのポイントを紹介します。

首都圏の大学の例ですが、どのエリアでも併願大選びの観点は参考になるはずです。

成城大学

成城大学 3号館

成城大学は、文系の4学部、11学科を有する大学です。

【ポイント①】安心して学べる、学生に優しい環境

全学部が東京都世田谷区のキャンパス内で学ぶ「ワンキャンパス」。最寄駅から徒歩4分と、アクセスも良好。

教員一人当たりの学生数は10.3人で、ゼミナールが全学生必修となっているため、学生ひとりひとりをサポートできる学習環境が整っています。

また、コロナの取り組みとして、マスクの着用、教室や構内各施設の座席配置が通常時の2/3~1/2程度、遠隔授業などを行っており、お子さまが安心して学ぶことができます。

とくに就職活動ではオンラインを活用した支援やリモート面談の機材の設置など、コロナ禍における変化にも柔軟に対応できる体制が整っているのも、保護者の方にとって安心できるポイントではないでしょうか?

リモート面談の機材

【ポイント②】社会で求められるデータサイエンスが全学部で学べる

ビッグデータの分析やAIに関する技術など、今の社会では様々な分野でデータサイエンスの活用が求められます。

文系学部で構成される成城大学では、このデータサイエンスの視点を持った文系人材の育成を目指し、全学部で文科省が認定したプログラムを受講できます

「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」認定ロゴ

有効期限:2026年3月31日

学部での専門的な学びとデータサイエンスの知識を掛け合わせることで、より多様な思考力が身につき、社会に出たときに、大きな武器になります。

どんなことを学び、それが将来どのように活かせるのか、このプログラムを実際に受けた学生のインタビューも掲載されているので、興味をもったお子さまにはご覧になるようおすすめください。

【ポイント③】傾向がつかみやすく、実力を発揮しやすい

成城大学の選抜問題は、高校の学びを基準とした標準的な出題傾向で、奇問や難問がないため、実力を発揮しやすく、様々な大学と併願しやすい内容です。

ホームページには入試問題解説動画が掲載されているほか、一般選抜データブックには得点率が60~70%であることが学科別に掲載されているので、受験対策に役立てるようお子さまにお伝えください。

データブックを見る

※得点率はp.18・19に掲載

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東京都市大学

東京都市大学

東京都市大学は、前身校が理系の伝統校である武蔵工業大学で、現在では理工学の分野を中心に7学部17学科を有し、前身校から学びの幅が広がっている進化し続けている総合大学です。

2020年9月から、同じ授業を対面とオンラインの双方で受講できる『ハイフレックス型授業』を導入し、コロナ禍でもお子さまが安全に配慮した学生生活を送ることができます。

東京都市大学 ハイフレックス型授業のイメージ

【ポイント①】英語外部試験の利用で、効率よく受験!

一般選抜(前期2・3教科型、中期2・3教科型)では、英検・GTEC・TOEICなど指定された英語外部試験の得点を一定の基準に従い、英語の得点として換算します。

外部試験の得点を利用した場合も、大学が実施する英語試験を受験することができ、どちらか高得点のものが英語の得点として採用されるため、合格のチャンスが増えるメリットがあります。

利用者が多い英検では、試験をコンピュータ上で行うCBT型は毎週受験チャンスもあり、今からでも取得可能です。

また、世田谷キャンパスのほか、前期では全国22ヵ所で入学試験を実施するため、皆さんの自宅近くの会場で安心して受験可能。感染症のリスクだけでなく、交通費や宿泊費を抑えることができます。

【ポイント②】基準点以上で必ず合格する共通テスト利用入試も

大学入学共通テスト利用入試では、5教科基準点型を全学科で導入。事前に示された基準点以上が合格の目安で、最大7学部17学科に併願可能。少ない負担で複数の併願ができます。

なお、国語は「近代以降の文章」のみ、地理歴史・公民は「現代社会」、「倫理」や「政治・経済」も対象です。

【ポイント③】数学の得点だけで理工学部に合格!「数学インセンティブ判定」

一般選抜(前期)で理工学部の学科を受験すると、学科毎に数学の高得点者(上位5%)を合格とする「数学インセンティブ判定」が導入されます。

もちろん通常の3教科総合得点での合否判定も行われ、出願以外に必要な手続きもないため、数学が得意科目なお子さまはぜひ利用したい有利な入試制度です。

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日本大学

日本大学 生物資源科学部

日本大学は、自主性を重視した人材育成を目指し、16学部87学科を有する大規模な総合大学です。

【ポイント①】『自主創造』の教育理念を具現化した、日本大学ならではの教育

IoTやAIといった技術を用いてあらゆる社会の課題を解決しようとするSociety 5.0の世界や多様性が増す国際社会。そこで活躍できる力を付ける教育が、日本大学の特徴です。

1万人以上の学生が他学部生と交流してさまざまな価値観に触れることによって、多角的な視点と自ら考え道を切りひらく力を養う『日本大学ワールド・カフェ』もそのひとつ。日本最大級の総合大学ならではの体験ができます。

【ポイント②】幅広い学問領域があるからこそ、併願しやすい

N全学統一方式第1期は、16学部87学科に短期大学部4学科を加えた計91学科で実施(一部コースを除く)する日本最大級の統一入試です。

学部・学科数が多い分、学問領域も幅広く、関心のある学部・学科間で併願しやすいのがポイント。一度の受験で合格チャンスを広げることができるので、受験負担が軽減できます。

また、N全学統一方式第1期は全国各地に試験場を設置するので、移動に伴う感染リスクを減らし、安心して受験することができます。

【ポイント③】受験料の負担を軽減できる

A個別方式とN全学統一方式第1期において、同一学部・同一学科を同時出願すると、後者の入学検定料が0円になります。

N全学統一方式第1期の入学検定料は18,000円(一部学部を除く)で、学部統一間併願はもちろん同一学部内の複数学科併願もできます。

こうした割引制度を利用すると、受験料の負担を軽減しながら併願大として受験できるので、保護者にとっても費用を抑えられるメリットがあります。

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千葉工業大学

千葉工業大学

千葉工業大学は、工科系単科大学で最も長い歴史を有する大学です。

5学部17学科という幅広い学びを展開し、お子さまの興味・関心に合わせて専門性を修得することができます。

【ポイント①】工学分野をとことん学べる!学びたいことが見つかる!

17学科の工学分野があるからこそ、お子さまの学びたいことが見つかります。

【工学部】
機械・電気電子・情報通信・材料・化学など、現代社会を支える工学の知識と技術を扱う。

【創造工学部】
建築や都市環境、社会インフラづくりから、インテリア・製品デザイン・デジタルファブリケーションまで、生活環境に直接的に関わる創造的な領域を学べる。

【先進工学部】
バイオ、環境、ロボット、メディア感性、人工知能など、グローバル社会に対応できる、優れたプロフェッショナルを育成。

工学分野をとことん学びたい、というお子さまにおすすめの大学です。

【ポイント②】他大学とも併願しやすい自由度の高い入試制度

千葉工業大学では、すべての試験日で全学部・全学科に併願可能です。

また、「大学独自入学試験」では、複数設定した試験日の中から受験日を選ぶことができ、各試験日初日の前日11時まで出願可能。

併願校の合否を踏まえて出願をするなど、自由度の高い受験スケジュールを組むことができ、併願しやすい制度になっています。

受験直前で慌ただしい中、出願戦略変えるというときにも、こういった制度を知っておくと対応できますよね。

【ポイント③】負担の少ない受験料!共通テスト利用なら受験料を免除!

各日程で同日の受験であれば、学科の併願受験料が定額。さらに、各日程で複数ある試験日を2日以上受験する場合は1日ごとに5,000円を加算するのみという「受験料負担軽減システム」を導入。

また、コロナ禍による受験生の負担軽減のため、「大学入学共通テスト利用入学試験」は受験料免除(無料)で受験できます。

受験料負担が少なく、複数学部・学科の併願がしやすいため、合格のチャンスもつかみやすいという特徴があります。

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ここまで4つの大学を例に、併願大選びのポイントを見てきました。

・特色ある学び

・学生に優しい配慮された環境

・負担の少ない入試制度

併願大は、入学してから後悔することのないようにその大学の特色や環境を調べたり、併願に適した入試制度があるのかを確認したりすることをおすすめします。

併願候補大の情報をホームページ等で確認しながら、お子さまの希望に合う併願大を見つけられるよう、保護者の方もサポートをするようお願いいたします。

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※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

  
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