夏休み、お子さまは「苦手つぶし・得意のばし」など、思い通りの勉強はできていたようでしょうか?
もし「できていないみたい...」「ダラダラ過ごしていて2学期からが心配」という場合は、大学生の先輩の「夏休み明けのリセット術」を紹介しますので、ぜひお子さまにおすすめください!
※2017年 ゼミサポーター(元ゼミ会員の大学生)へのアンケート回答結果より引用しています。
夏休み明けリセット法①:朝早起きして勉強!生活スタイルをガラリと変えてみる
普段よりも早めに学校に行き、課題や予習を行っていた。
人が少なくて教室は静かだし、朝だと頭もスッキリしていて集中できる。
(秋田大医学部 Y・O先輩)
朝早く起きて学校に行く。
自分の学校は5時半に開くので、友達何人かとその時間をめがけて行って、勉強していた。
いつもと違う環境だし、涼しいので勉強がはかどる。
(九州大工学部 K・M先輩)
圧倒的に多かったリセット術は「早起きする」でした。
ついつい寝坊していた夏休みモードからの切り替えは大変かもしれません。
しかしガツンと「リセット」するには、まずは生活スタイルからガラリと変えてしまうのがよいようです。
夏休み明けリセット法②:焦らず「少しずつ」が大切!
休み明けのテストは毎回英語のテストが悲惨だった。
でも9月から毎日20単語ずつ覚えるようにしていたら、模試で偏差値60越えが当たり前になった。
(茨城大工学部 A・T先輩)
まずは後期中間テストや時期の近い模試を目標にして、心機一転、英単語や古語を毎日寝る前に少しずつ覚えるようにしました。
(お茶の水女子大文教育学部 Y・K先輩)
休み明けのテストで、勉強したはずの国語の点数があまりにも悪かった。
先生に相談したら、教科書の文章の最後のところにある小問を毎日少しずつ解くようにアドバイスをもらいました。
解くようにしたら、本当に点数が上がった。
(山梨大生命環境学部 R・S先輩)
夏休み明けに「学力が落ちた」と感じると、とても焦ってしまうものです。
でもそこで焦って一気に大量の問題を解こうとすると疲れてしまって長続きしないことも。
少しずつでもいいから毎日できる量に取り組むのが効果的なようです。
夏休み明けリセット法③:授業の復習をしっかりと!その日のうちが定着のカギ!
まずは、『その日の授業の復習をその日のうちにする』を2学期から続けるとよいです。
ノートを読み直すだけでも習慣にすれば、夏休みにできなかった分を挽回することも十分できます。
(東京大法学部 T・K先輩)
まずは学校の授業は授業中に理解することに努め、空き時間などは英単語や古文単語といった受験の基礎となるものをやりました。
(九州大教育学部 M・Y先輩)
やはり学力の基本は授業です!
その日のうちに復習をしておけば定着しやすくなりますし、結果的に時短になるのでオススメです。
このほかには、
「先生の時間を確保してわからないところを聞く!」
「得意な科目から取り組むとやる気がでやすい!」
などといった意見もありました。
夏休み明けリセットは秋からのスムーズな勉強につながります。
お子さまがまだ夏休みモードから抜け出しそうになければ、ぜひ先輩たちのやりかたをおすすめしてみてください。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。