• 高2
  • 進路情報

更新日:

後悔しない科目選択!保護者が見るべき3つのポイント

多くの高校生にとって、高2の秋は次年度の履修科目を決定する非常に重要な時期です。
高3生になって志望大を決めるタイミングで後悔しないよう、科目選択で注意するべきポイントを3つご紹介します。gazou.png

ポイント1:第一志望だけでなく併願大まで視野に入れた科目選択ができているか?

多くの人は、第一志望大で必要な入試科目は確認して科目選択をしています。しかし、つい抜けがちなのが「併願大の入試科目」。科目によっては、希望する併願大に出願できない場合もありますので注意が必要です。「併願大」までまだ決まっていない場合は、「気になる大学」で調べれば大丈夫です。

また、理科については「基礎科目」にも注意が必要です。同じような名前でも、例えば「物理」と「物理基礎」では異なる科目ですので忘れずに確認をしてください。

最新の入試科目は、大学のホームページで確認しましょう。「Benesse マナビジョン」でも検索できます。
▼「Benesse マナビジョン」 大学情報はこちらから▼
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/

ポイント2:楽な科目ではなく、選択肢を広げる科目選択ができているか?

「地理は歴史と比べて暗記量が少ない」「生物は計算問題が比較的少ない」など、【どの科目が楽に勉強できるか】という観点で科目を選択する人もいます。しかしこの考えには大きな危険も潜んでいます。科目によっては、受験できる大学が限られてしまう可能性もあるのです。

例えば文系の場合、日本史・世界史でしか受験できない大学・学部があります。理系の場合は、物理・化学が課されることが多いです。ポイント1でもお伝えしたように、受験する可能性がある大学は入試科目を調べ、選択肢を広げる科目選択を心がけましょう。

ポイント3:大学で学ぶ内容につながる科目選択ができているか?

受験勉強で得た知識は合格したら終わりではなく、合格した先の大学での学びにこそいきてきます。学問ごとに入試科目に傾向があるので押さえておきましょう。

例えば、理系の薬学系統では「化学」が、文系の経済・商学系統では公民科目に「政治・経済」が、国際関係学系統では「歴史科目」が指定されることがあります。これは専攻につながる学問を学ぶことが大学での研究の基礎となるためです。

以上、3つのポイントをお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか?
あくまでも受験の主役はお子さま本人なので、任せている保護者の方も多いと思います。しかし、保護者の方が冷静な目で最後に見直したり、考える観点を提供することで、お子さまの考えをより深めることにつながります。志望大決定のタイミングで後悔することがないよう、ぜひお子さまのサポートをしてあげてください。

あわせて読みたい人気記事

【必見!】「進研ゼミ」のオープンキャンパスイベントの保護者講演内容を公開!
https://blog.benesse.ne.jp/zemihogo/kou/s190822.html

文系×理系、国公立×私立 学費はどのくらい違う? 【知っておきたいお金の話】
https://blog.benesse.ne.jp/zemihogo/kou/j190530.html

  
記事一覧に戻る