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高2の模試でE判定! 子どもとどう接すればよい?

現在高校2年生のお子さまをお持ちの方は、この秋冬を超えると、いよいよ受験学年に突入します。思ったとおりの結果がでていなかったりすると、焦ってしまうと思いますが、保護者の方が過敏に反応しすぎても、お子さまのやる気をそいでしまいます。注意していただきたいポイントをまとめましたので、ご参考にしてください。

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◆模試でのE判定、志望大を下げるべき?

実際の入試は1年以上先であり、最終的な志望大は高3の夏までに決めていけば問題ありません。進研ゼミのOB・OGの大学生をを見ても、高2後半の判定が悪かったという人は少なくありません。

模試で悪い判定だったとしても、大事なのは「これから」でお子さまが目標を持って学習することです。「どの教科に力を入れたらよいか」「そのためにはどう工夫して勉強するか」という視点で声をかけてあげてください。この段階で志望大のレベルを下げる必要はありません。

◆部活が忙しすぎ。そろそろやめたほうがよい?

お子さまが部活に入っている場合、部活をやめて勉強に集中したらいいのでは、と思うこともあると思います。しかし、本人の納得や覚悟がない場合、早く家に帰っても学習時間が思ったように増えないケースもよく見受けられます。

部活を続けることで、限られた時間の中で優先順位を考えられるようになるというメリットもあります。引退後に時間を有効活用できるように「今は忙しいと思うけど、工夫する余地はない?」という声かけをまずやっていくことをお勧めします。

◆判定以前に志望大がぼんやりしている場合は

うちの子は志望大が決まっていない。どうするつもりかもわからない、というご家庭もあると思います。そのような場合は模試をうまく活用してください。模試では志望大学・学部名を記入しないといけません。模試の実施前に「模試の志望大はどこを書くの?」と聞いてみることで、お子さまの考えや志向が見えてくるかもしれません。

この場合はぜひ、「聞く」に徹してお子さまと進路の話をしてください。あまり考えていないなと思っても、決して否定せずにお子さまの考えていることを認めて、「なぜそう思ったか」を掘り下げるようにしてください。掘り下げて聞くことで、お子さまのこだわりが見えますし、信頼関係も深まるはずです。

◆進研ゼミ『受験準備講座』もご期待ください。

いかがでしょうか。模試を受けたら、ぜひ、結果をお子さまと一緒に見て将来の受験について話すきっかけにしてください。進研ゼミも1月号より『受験準備講座』に変わります。これまでの総復習をして高2までのニガテを一掃し、受験に向けた力をつける教材を提供していきますので、ご活用ください。

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