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2018年度センター試験 分析速報

1月13日(土)、14日(日)に行われた2018年度大学入試センター試験について、ベネッセコーポレーション・駿台予備学校が共同実施したセンター試験自己採点集計データネットの分析をもとに、最新の情報をお伝えします。

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データネット実行委員会の発表によると、文系5教科8科目、理系5教科7科目の予想平均点(900点満点)は、文系が554点(-2点)、理系が564点(+2点)となっています。この結果から、5教科での平均点変動は小さかったと言えます。※( )内は対前年での得点差。以下同じ。

次に教科・科目別では、英語や数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bはほぼ前年並ですが、前年度平均点が大きく低下した国語は105点(-2点)と2年続けて低下の予想です。地歴・公民は政治・経済を除き平均点アップの予想で、特に倫理、政治・経済は73点(+6点)、地理Bは68点(+6点)、世界史Bは68点(+3点)と7割近い平均点予想となっています。理科では、化学が61点(+9点)と平均点アップの予想です。

上記を踏まえ、現段階の出願動向をお伝えします。前述の通り、5教科では前年並みの平均点予想のため、国公立大では落ち着いた出願動向を予測しています。次に私立大(センター利用)ですが、文系中心に志望者数が増加しています。この2,3年の文系人気の影響も加わり、志願者数が増加すると考えられます。ちなみに、国公立大・私立大ともに人文学系統、経済・経営・商学系統、社会学系統で対前年よりも志望者数が集まっています。

今後、出願先を決定していくことになると思いますが、どのような選択をしようとも、目指す先が決まったら気持ちを切り替えて、全力で次の試験に向けて取り組んでください。センター試験の結果は変えられませんが、次の試験で自分の未来を変えることは可能です。ぜひ、保護者の方にはお子様の気持ちの切り替えと、次に向けた励まし、そして保護者にしかできない日々のサポートをお願いします。この時期の努力や苦労、そしてその先にある喜びは一生の財産です。ぜひ、お子様と一緒に受験という山を乗り越え、達成感とお子様の成長を実感していただけると幸いです。進研ゼミ高校講座も、皆様に『桜咲く』の朗報が届くその時まで、全力で応援して参ります!

※出願先や今後の学習相談は専用の『個別相談ダイヤル』 0120-115998までお問い合わせください。

進研ゼミ高校講座 進路情報責任者 相武貴志

  
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