• 高3
  • 進路情報

更新日:

受験の天王山の夏、保護者のサポート術は?

夏休みは、1年の中でも最も長く自分の勉強に時間を使える時です。そのため、この期間をうまく過ごすことができた方とできなかった方では、秋以降の成績の伸びに大きな差がついてしまいます。この夏の期間をお子様がうまく使えるよう、保護者の方に意識していただきたいポイントをお伝えいたします。

7gatuhogosha.png生活のリズムを整えるサポートを

夏が受験の天王山と言われるのは学習時間の絶対量を大きく増やせるためです。志望大のレベルなどにより違いはありますが、受験生の1日の平均学習時間はおよそ7時間30分という調査結果もあります。長い時間になりますので、ずっと勉強し通しというわけにもいきません。休憩や食事やおふろといった時間も挟んで1日のリズムをつくっていくことになります。ある程度生活リズムが習慣化できれば、増やした学習時間も無理なくキープできるようになります。学習スタイルの確立ということで、ぜひお子様と「1日の学習時間」の目標を決めてください。そして、それに合わせて食事時間を一定にするなど生活リズムを整えるサポートをしていただければと思います。

不安なく学習を続けるためにモチベーションUPを応援

夏の勉強時間.png

受験期間は長丁場になりますので、学習へのモチベーションが重要になります。「どうしても受かりたい!」というモチベーションがあるお子様の成績は伸びやすい傾向にあります。ですので、まだお子様が第1志望大を決めていないなら、志望大を決めるサポートを、もう決まっているようでしたら志望動機を深めるコミュニケーションをしていってください。
また、志望大を考えられる時に模試の成績や判定を参考にされると思いますが、判定がDやEであっても、保護者の方が不安になりすぎず、第1志望大合格を応援するという姿勢で臨んでください。夏の結果が成績に現れるのは数か月先です。

夏の時期は、入試への焦りや不安も出やすい時期ですが、ぜひお子様と目標の学習時間や志望大を話し合っていただき、その目標をサポートしつつ進んでいただければと思います。

◆志望大の決め方について紹介しています。
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/shiboukoukenkyu/?shiboukoukenkyuhome=01

文:進研ゼミ高校講座入試情報担当 古川

  
記事一覧に戻る