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【新高1保護者注目!】高校入学直前の今から意識したい「自己管理能力」

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いよいよ来週から高校生活がスタート。お子さまは期待と不安で緊張が高まっている頃ですね。

一方で、中学卒業後もコロナによる自粛が続き、卒業後の春休みの家族や友達とのイベントも自粛気味で家でだらだら過ごしてしまった...、なんとなくこのまま高校生活に突入してしまう...こともあるかもしれません。

春休みが明け、入学式が終わったらオリエンテーションや初めての高校の授業、部活動の仮入部体験など、高1の4,5月は目まぐるしく過ぎ、どうしても学習習慣が乱れがちに。

しかし、これからの大学入試では学力だけでなく、学校行事や部活動などの成果や資格試験なども問われるようになるため、勉強との両立を図ることがより一層大切になってきます。

そこで、4月になったことを区切りとして新しく始まる高校生活に向けて、忙しいなかでも勉強するための「習慣づくり」スケジュール作りをするための「自己管理能力」をお子さまに意識づけすることをお勧めします。

今回は、高校入学前の今、保護者の方に知っていただきたい「自己管理能力」を育む3つのポイントを、ご紹介します。

 

規則正しい生活で、机に向かう習慣を身につける

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春休みは、自由な時間が多いので、どうしても生活が乱れがちです。

「夜ふかしをしてしまって、お昼過ぎまで寝てしまう」

「受験が終わった後、勉強の目的意識がなくなり勉強に手がつかない」

そんなお子さまもいるのではないかと思います。

勉強する習慣がなくなってしまうと、いざやる気を出して勉強しようと思ったときや、あせって勉強をはじめたときも、なかなか集中力が続かなくなってしまいます。

自由な時間が多いときでも、机に向かう習慣を身につけるようにすることが大切です。

 

3つの時間を固定することがポイント

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勉強する習慣を身につけるのは、次の3つの時間を固定して、規則正しい生活を送ることがポイント。

①起床

②家庭学習開始

③就寝

高校から入学前の宿題が出ていたり、新入生テストの予告があったりする場合もあります。

今からそれらの宿題やテスト対策を目的に、②を習慣づけてしまうのもひとつの手です。

入学1週間前からでも毎日同じ時間に課題・宿題を始めておくことで、高校生活が始まってからも自然と机に向かうように。

さらに高校が始まってからの時間割に近い時間で勉強をするようにすると、よりスムーズに入学後も続く学習習慣がつけられます。

 

勉強の習慣づけは、小さなことから

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ただし、②家庭学習開始は、ハードルを上げすぎないようにしましょう。

受験生のように、1日何時間も勉強することをいきなり求められても、できないのが当然です。

「毎日この15分間に、ゼミ教材を使った予習だけでも」というように、グッとハードルを下げましょう。

目標が低ければ低いほど、心理的な抵抗がなくなって「それだけでいいなら、やってみようかな!」という気持ちになりやすいです。

そこから徐々に時間を増やして、習慣化させていくことが大切です。

 

学習計画を立てて、宿題や総復習をやりきる

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4月からの高校生活を見据え、高校からの宿題や中学校の総復習を進めるスケジューリングを身につけておくと、忙しい高校生活に突入しても計画的な勉強ができるようになります。

1週間の目標を決めてスケジュールを組むと、「金曜日は出かけてしまったので、土日で足りない分を補おう」というように、時間の使い方をコントロールする力が身につけられます。

早くから学習計画を立てることに慣れておくと、適切な目標設定、スケジュール通りにいかなかったときの調整方法などが身につき、新学期で忙しくなったときでも計画的に勉強を進めることができます

 

高校入学直前だからこそ、できることから

入学までもう時間がないから、高校に入ってから考えよう、など先送りにしていると入学後の忙しさに流されて、高校の学習についていけなくなることも。

この短い期間でも取り組めることはたくさんあります。

ここでしっかり準備をすることで、充実した高校生活を送れるようになりますし、多様化する大学入試にも役立ちます。

4月になったこと、入学直前であることを区切りに、お子さまが「自己管理能力」を身につけられるよう、働きかけをしてあげてください。

 

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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