「保護者のかたのコトバや態度を子どもはどう見ていたのか」子ども目線のホンネを綴るこのコーナー。今回は定期テスト期間に言われて嫌だったコトバ、うれしかったコトバを紹介します。

定期テスト期間　言われて嫌だったコトバ・行動

「勉強しなさい」は定番バトル！？

なかなか勉強に本腰を入れない姿を見て、親としては「テスト対策をできるだけ早く始めればそれだけ点数につながるのに」とヤキモキしますよね。やはり「勉強する・しない」がバトルの王道のようで、数多くの声が寄せらせました。
「息抜きでほんの少しゲームをしていたら、『ゲームばっかりして全然勉強してない』といわれてムカッ。（大阪教育大　教育／F・N先輩）」。「いちいち部屋を覗きに来て、『勉強してる？』と言ってくるのがイヤ。（現役高校生　千葉県S・Oさん）」

また、テスト後に点数を巡って再びバトルが起きることも・・・。
「テストの点数を聞いただけで、すぐ『悪いやんか』と批判された。とても平均点が低く、難しいテストだったのに。(関西学院大　法／N・M先輩）」。「定期テストについて心配してくれるのはありがたいけれど、終わった科目に対して何かしら言われるのはあまり気分のいいものではなかった。(東京海洋大　海洋工／N・Y先輩）」
テストで思うような結果が出なかった時、お子さまも内心では「まずいな」と思っているもの。まずはねぎらいの言葉をかけてあげることが、前向きな気持ちへの切り替えにつながるかもしれませんね。

図星だからこそバトルに！？お子さまも頑張らねばと思っている

ここまでイヤだったこと、うれしかったことの両方の声を紹介してきましたが、最後に、ちょっと後悔している大学生の声も併せて紹介します。
「『できないところを後回しにして』と言われたが、図星だったので心が痛かった。（愛知教育大　教育学部／M・S先輩）」「親の前で勉強していないだけで外で勉強しているのに『勉強しなさい』と言われてイヤだった。でも、今考えれば素直に聞いて、もっと勉強していれば良かったと思う。(愛知教育大　教育学部／T・M先輩）」

お子さまご自身もテスト対策の大切さはその都度、身に染みて感じているもの。だからこそバトルになりがちとも言えるので、さりげなくお子さまの「テスト対策しなきゃ」を後押しできるといいですね。

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