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【ドキッ!家族に対する高校生のホンネ】進路選択編

学年の後半期に差し掛かる今は、文理選択や科目選択、志望大決定など「進路決定」の時期。そして進路決定に関する親子ケンカが増える頃でもあります。今回は進路選択に関して、言われて嫌だったコトバ、うれしかったコトバを紹介します。

ウーパールーパー.png進路選択 言われて嫌だったコトバ・行動

まずはお子さまの気持ちをしっかり受け止める

「教育学部に進むと教師以外の道はないよ、と言われてしまった。そんなことはないのに・・・と不満に思った」(埼玉大 教育学部/A・M先輩)」「『その職業はあなたには向いていないよ』と言われた。もう少し自分の思いを聞いてもらいたかった。(埼玉県立大 保健医療福祉部/Y・T先輩)」「『就職に強い』というだけで進路を勧めてくるのはやめてほしかった。将来については自分でじっくり考えさせて欲しかった。(信州大 医学部/K・U先輩)」「親の理想や希望ばっかり言って、私の話を聞いてくれなかった。今こそ、自分がやりたいことをやれるチャンスなんだよ!って思った。(信州大 農学部/R・T先輩)」

また、費用面が揉め事の一因になることも...。

「受験でお金がかかるのはこちらも申し訳ないなと思っていたのに、受験料が高い、国立大にしろ、など、お金のことばかり言われて、モチベーションが下がった。(中央大 法学部/A・A先輩)」「下宿をしてでも国公立大の理系学部で学びたかったのに、『理系はお金がかかるからやめたら?通える私立大でいいじゃない』と言われたのがイヤだった。(愛媛大 農学部/A・H先輩)」

将来に関わる大切な進路選択ですから、つい親からも意見を言いたくなることも。でもまずはお子さまの意見をよく聞いて気持ちを受け止め、次に親の意見をアドバイス、というステップを踏むほうがよいのかもしれません。

進路選択 うれしかったコトバ・行動

日頃から少しずつ進路選択について話し合いを

一方、進路選択について様々なアドバイスができるのは、人生経験が豊かな保護者のかたならでは。保護者からの意見に頼もしさを感じることもあるようです。

「志望大を変更した時、なぜその大学に変更するのか理由を聞かれた。言葉にして伝えることで自分の気持ちの整理ができ、意志を強く持つことができた。(早稲田大 社会科学部/J・T先輩)」「行きたいといった大学について、親がその大学の情報を調べてくれた後で応援の言葉をかけてくれたこと。単に頑張れと言われるよりも断然嬉しかった。(岡山大 工学部/S・U先輩)」「『あなたが後悔のないように選びなさい』と言われた。この言葉で志望大を受ける覚悟ができた。(名古屋大 文学部/A・H先輩)」

特に進路選択については互いの気持ちを伝え、意見がぶつかっても話し合うことが大切。進路選択の締め切り直前で話し合うのでなく、できれば日頃から少しずつ進路選択や将来について話し合えるといいですね。

  
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