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【新高校1年生】 2020年度、センター試験が「大学入学共通テスト」に変わります!

新高校1年生(2002年度生まれ)が大学受験をする2021年1月には、センター試験に代わって「大学入学共通テスト」が実施されること、ご存じですか? ただ単に名称が変わるわけではなく、記述式問題の導入など、内容面にも大きな変化があります。いったいどのように変わるのでしょうか。

pixta_28638234_M.jpgマーク式に加えて、記述式問題が導入されます。

「大学入学共通テスト」では、現在のセンター試験で実施されているマーク式の問題に加え、記述式問題も導入されます。記述式問題が導入されるのは国語と数学。どちらも3題程度出題される見込みです。国語は80~120文字程度で解答する問題などが、古文・漢文を除く範囲から出題。数学は「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」の科目で記述式問題が出題され、問題は「数学Ⅰ」の内容となります。記述式が導入されることに伴い、試験時間が国語80分→100分、数学60分→70分に延長されます。

スライド1.PNG英語の検定・資格試験の受検が必要になります(国立大の場合)。

英語に関して、国立大では今までのセンター試験のようなマーク式のテストに加え、民間の資格・検定試験を併用することが決まっています。国立大学を一般選抜(現:一般入試)で受験する場合、必ず英語の資格・検定試験を受けておくことが求められます。配点などは今後、各大学が発表していく予定ですが、早めに計画をたてて、資格・検定試験を受検する必要があります。

スライド2.PNG

記述式問題の導入や、英語の資格・検定試験の併用は大きな話題になっていますが、それ以外にも変化があります。マーク式問題においても、高校の授業で学んだ知識・技能が十分身についているかを評価するだけでなく、思考力・判断力・表現力を評価する問題が増加する予定です。
新しい入試に挑まなければならない新高1生は、十分に情報収集し、早めに対策を始めることが大切になります。「保護者通信Web 高校講座」では今後も最新の入試情報をお届けしますので、ぜひご活用ください。

  
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