• 全学年

更新日:

教材を「ちゃんと使う」は「全部使う」ではありません。中学からの活用スタイルに切り替えできてますか?

 学校にもよりますが、はやいところではそろそろ中間テストの結果が出始めたころですね。結果が思ったより悪くて、ちゃんと教材を使っているのかしら? と首をかしげている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

では、お子さまは「教材をちゃんと使う」ことができていらっしゃるでしょうか?
今月は、教材の使い方について、説明いたします。

全部使うのが「ちゃんと使う」なの?

 4月、5月・・・と、教材がどっさり届いて驚いていませんか? とくに中1、中2の4~5月号では大量の教材をお届けしています。
これを全部使い切るのは、大人でも至難の業です。じゃあ、なぜ使い切れない量の教材をまとめて送ってくるのか? と言われそうですが、実はこれ、必要な教材、必要な部分だけを使っていただくことを想定してお送りしているのです。

例えば、今年度中1,2でお届けしている英語と数学の〈授業理解サポートBOOK〉
これは年間で学習する単元をすべてまとめて1冊にしたもの。この中から、授業の進度に合わせて選んで使っていただければOKと考えています。頭からまるごと使っていただく必要はありません。単元名でやりたいページを検索して使ってください。

授サポ 英・数.png

〈デジタル教材〉も、自由に単元を選んで使ってもらうことをおすすめしています。
デジタル教材では、1年生~3年生までの中学課程の単元を全部確認できます。「今やるレッスン検索」から教科書のページや単元名で検索して使うことができるので、そのとき必要な単元だけを選んで取り組むことができるのです。

今やるレッスン検索.png


「添削課題」
でも、同じように単元に合わせて使うことをおすすめしています。
小学講座のときは、4月の終わりに4月号の「添削課題」に取り組むようにおすすめしておりましたが、中高一貫講座では、その単元を学習したときに達成状況を確認するために提出していただくと効果的です。
4月号を無理やり4月末に提出するより、学習している単元に合わせて提出していただいた方が、赤ペン先生に採点してもらう効果も大きくなります。その月に習った単元の学習をしたあとに、仕上げとして同じ単元の「添削課題」に取り組む、このくり返しが学力定着のカギになります。

赤ペン.PNG


忙しい中高一貫校生には「必要な部分だけ選んで使う」というのが賢いやり方。
小学校のときまでは「全部やった?」が活用のバロメーターでしたが、学校ごとに学習内容も進度も違う中高一貫校では、「全部やる」が必ずしも賢い使い方とは限りません。
お子さまにあった使い方を考えてみてはいかがでしょうか?

  
記事一覧に戻る