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文理選択後に必要な学習スタイルの切り替え! 保護者ができるサポートとは?

「進研ゼミ高校講座」で提供している情報を、中高一貫校生の保護者のかたに先取り情報としてお届けしております。


文理選択後は、重点科目が明確になるため、お子さまの勉強スタイルも切り替えることが必要です。保護者のかたがこの変化を理解しサポートすることで、お子さまの学習意欲アップにもつながります。今回は押さえておきたい観点をご紹介します。

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文理選択をいかしたテスト返却時の効果的な声かけとは?

定期テストの結果が出た際、特に低い点数の科目があるとつい声をかけたくなりますよね。しかし、高校のテストで「5教科すべて高得点」というのはなかなか難しいもの。高1の秋以降は「文理選択」の結果を使って効果的にコミュニケーションすることが大切です。

理系に進む場合、理科と地歴公民では、理科に勉強時間を多く割くことが一般的。保護者のかたも、文理選択以降はこのような変化を捉えて、重点科目の点数を中心に見ること】を意識してみてください。

例えば、重点科目以外で点数が落ちていても、怒って勉強へのモチベーションを下げてしまっては逆効果。

それよりも「文系に進むと決めたから世界史は頑張りたいね」「物理が高得点だね。理系に進むから強みになるね」など、重点科目を中心とした声かけをすることで、お子さまの学習意欲につながるのではないでしょうか。

重点科目見極めの第一歩は、入試科目の確認

お子さまにとって何が重点科目かを知るためには、入試科目を確認することがいちばん確実です。

もしいくつか志望する大学や学部が決まっている場合は、各大学のホームページで入試科目を見てみることをおすすめします。複数確認するうちに、入試で使う科目・使わない科目の傾向が見えてくるはずです。

また、やりたいことや希望学部が決まっている場合、めざす進路に合わせて大学での学習まで見据えて重点科目を決める方法もあります。

例えば、薬学系等の学部を志望している場合、化学は受験科目として使用するのはもちろん、大学入学後の専攻にも直結します。また、理系で英語の論文にも触れる機会が多いと考えると英語も重要...というように、入学後の学習をイメージしてみましょう。

今回ご紹介したような観点から、お子さまと重点科目の目線合わせをしておくと、この先やる気を上げるコミュニケーションに役立つかもしれません。

文:進研ゼミ高校講座 入試情報担当 


「保護者通信Web」では、今後も最新の入試情報をお届けしますので、ぜひご活用ください。

  
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