• 全学年

更新日:

【新高校1年生】 2020年度、センター試験が「大学入学共通テスト」に変わります!

「進研ゼミ高校講座」で提供している情報を、中高一貫校生保護者のかたに先取り情報としてお届けしております。


新高校1年生(2002年度生まれ)が大学受験をする2020年度1月には、センター試験に代わって「大学入学共通テスト」が実施されることをご存じですか? ただ単に名称が変わるわけではなく、記述式問題の導入など、内容面にも大きな変化があります。いったいどのように変わるのでしょうか。

マーク式に加えて、記述式問題が導入されます。

「大学入学共通テスト」では、現在のセンター試験で実施されているマーク式の問題に加え、記述式問題も導入されます。記述式問題が導入されるのは国語と数学。どちらも3題程度出題される見込みです。国語は80~120文字程度で解答する問題などが、古文・漢文を除く範囲から出題。数学は「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」の科目で記述式問題が出題され、問題は「数学Ⅰ」の内容となります。記述式が導入されることに伴い、試験時間が国語80分→100分、数学60分→70分に延長されます。

スライド1.PNG

英語では民間の検定・資格試験の受検が必要になります。

英語に関しては、今までのセンター試験のようなマーク式のテストに加え、民間の資格・検定試験を併用することが決まっています。国立大学を一般選抜(現:一般入試)で受験する場合、必ず英語の資格・検定試験を受けておくことが求められます。配点などは今後、各大学が発表していく予定ですが、早めに計画を立てて、資格・検定試験を受検する必要があります。

スライド2.PNG

記述式問題の導入や、英語の資格・検定試験の併用は大きな話題になっていますが、それ以外にも変化があります。マーク式問題においても、高校の授業で学んだ知識・技能が十分身についているかを評価するだけでなく、思考力・判断力・表現力を評価するものに見直される予定です。
新しい入試に挑まなければならない新高校1年生は、十分に情報収集し、早めに対策を始めることが大切になります。「保護者通信Web」では、今後も最新の入試情報をお届けしますので、ぜひご活用ください。

  
記事一覧に戻る