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子どもに進路や勉強の悩みを本音で話してもらう極意

お子さまと進路や勉強について話そうとすると、はぐらかされるとか、気まずいムードになるとお悩みの保護者も多いようです。そこで先輩保護者のみなさまに、お子さまと本音で進路や勉強の話をするための工夫を教えてもらいました。

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そもそもどのくらい会話しているの?

先輩保護者のみなさんとお子さまとの日頃の会話の度合いは、「ときどき会話する」が最も多く48.9%、「よく会話する」が42.5%、「あまりしない」は8.6%でした。

進路や勉強について話すのに最もよい時間帯は?

進路や勉強の悩みなどをお子さまとするのに一番良いと思う時間帯の最も多かった答えが「夕食の前後など、リラックスしているとき」で58.0%。次は「夕食など食事中」で20.2%でした。他には「塾などへの移動中」などの答えもありました。お子さまがリラックスして落ち着いて話せる時間帯がよく選ばれているようです。

本音を話してもらうための5つの極意

お子さまが本音を話しやすくするための極意は、主に5つありました。

極意その1 話をしたくなるよう知識をつけておく

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保護者の方に相談したい気持ちがあっても、何度も同じことを聞かれたり、言葉の意味の説明から求められるとうんざりしてしまうことも。保護者もいまどきの進路情報を知っておくことで、お子さまが相談したくなる気持ちが高まるようです。

フォローするよという体制を見せます。勝手に考えなさいではなく、自分も進路について勉強しておき、聞かれたら答えられるようにしておきます。(愛知県 一宮西高校の保護者 MOCOさん)

何度も同じことを尋ねてしまうと話すのが面倒と思われてがちなので、大事と思ったことはメモを取っています。(福岡県 城南高校の保護者 Y.Kさん)

極意その2 聴く姿勢を大事にする

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いきなり否定・反論しない、ムムッ!と思ってもひとまず我慢。保護者の気持ちの余裕が心を開いた話のためには大切です。

反論や否定はせず、最後まで話を聞くようにします。そうすると話しながら、子どもは物事を整理し、自分で結論を導いていけるようでした。
(埼玉県 東海大学付属高輪台高校の保護者 kumanomiさん)

否定するようなことを絶対言わない。親からみてどんなに物足りなくても、本人は頑張っているのだという視点を忘れずに接するように心がけています。(東京都 國學院高校の保護者 優しい風さん)

自分に余裕がある時に話をします。忙しい時に話をすると、ついついキツい言い方をしてしまうのです。(滋賀県 石山高校の保護者 あんころちゃんさん)

自分が学生時代に苦手だった科目の話をして、子どもと共感し合えるようにして会話の機会を持ちます。(兵庫県 東播磨高校の保護者 節約家の母さん)

極意その3 普段から会話をする

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普段から話を会話をするようしておく、保護者も本音を話すなど、相談しやすい状況にしておくことで進路や勉強の悩みも打ち明けてくれるようです。

普段からいろんな会話していますが、自分が迷ったり悩んだりした体験談をするのも、子どもの思いを聞けてよいように思います。(富山県 富山中部高校の保護者 Mmamaさん)

普段から、いろんな話をしています。子どもが、話しかけてきたら、手を止めて話をきくように気をつけています。(愛知県 千種高校の保護者 じょじよママさん)

悩んでいる様子の時には声をかけていますが、日頃は口うるさくならないようにあまり質問はしないようにしています。(愛知県 昭和高校の保護者  M.Sさん)

いつでもどんな時でも味方だと常々言っておき、話しやすい雰囲気にしています。(岐阜県 斐太高校の保護者 オリーブさん)

こちらからいろいろ言わず、「何か話したいことあったらいつでも聞くからね」と伝えています。(和歌山県 向陽高校の保護者 Y.Nさん)

極意その4 話をしやすい雰囲気をつくる

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テレビを消す、おいしいものを食べながら話をするというように、場の雰囲気に気を配っている方もいました。

テレビなど気が散るものは消して、話せる雰囲気を作っています。(東京都 立川高校の保護者 元気さん)

カフェとか美味しい食べものがあるお店に行って話しました。(埼玉県 不動岡高校の保護者 ママパンダさん)

しつこく聞かず、美味しい食事、好きなものを用意しました。 (福井県 武生高校の保護者 みたさん)

極意その5 家族で役割分担をする

母と父とで役割分担をしたり、協力しながら本音を話してもらうように工夫しているご家庭もありました。

うちでは母親より父親の方に子どもが素直に話しているので...父親と話せる時間を作っています。(滋賀県 立命館守山高校の保護者 T.Uさん)

両親がそろって否定しないようにしています。片方が否定しても、もう一方がフォロー。最終的に子どもが決めたことは、応援する姿勢をみせています。(神奈川県 東京学芸大学附属高校の保護者 tototoさん)

いかがでしたか?
お子さまに急にあらたまって進路や勉強のことを聞いても、あまりうまくいかないようです。日頃からの話しやすい関係づくりや雰囲気づくりや、いまどきの高校情報をチェックして話題を盛り上げるなどの工夫が効果的なようです。これはと思った先輩の極意をまねしてお子さまとのコミュニケーションを深めてみてはいかがでしょうか。

※この記事は進研ゼミ高校講座会員の保護者のかたに行ったアンケート(2019年11月実施)をもとに作成しています。(回答数362名)

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