多くの中学生が加入している部活動。今回は、中学生の保護者に聞いた、保護者目線での部活のメリットとデメリットを紹介します。
主なメリット5つ
メリットとして挙げられたのは主に以下の5つ。活動や人間関係を通して、体力的にも精神的にも成長がみられるという声が多数ありました。
体力・精神力がつく
体力面は当然ですが、もっと強くなりたい、先輩みたいに上手になりたいという向上心が芽生えた気がします。(お子さまは卓球部 Shiningさん)
先輩や先生との接し方や社会のルールが身につく
対人関係において非常にメリットを感じています。部活動での先輩後輩関係や規律、同学年仲間との絆など本当に得難い財産になると思います。(お子さまは陸上部 ひっくんさん)
時間の使い方が上手になる
部活を心おきなくするためには、勉強もしっかりしなくてはと、時間の使い方が上手になりました。(お子さまは卓球部 フランキンセンスさん)
ストレス・エネルギーの発散になる
気の合う仲間や先輩に恵まれ、かなりストレスが発散されるようです。(お子さまは水泳部 ははっちさん)
交友関係が広がる、友達付き合いがうまくなる
友達との絆が深まる。苦しいときでも親が助けられないので精神的に強くなったと思います。(お子さまは野球部 はるままさん)
主なデメリット3つ
デメリットとして挙げられたのは主に以下の3つに絞られました。特に多かったのが、思っていた以上にお金がかかるという声でした。
ユニフォーム、交通費と想像以上にお金がかる
大会や練習会に参加するための交通費が大人料金になったこと、ユニフォームやスパイク、部活で揃えのジャージやTシャツなど、思った以上にお金がかかります。身長も足のサイズも大きくなるので、買い替えにもお金がかかります。(お子さまは陸上部 あっちゃまさん)
疲れて勉強できない
夏休みも部活があり、暑い中で運動するため、帰ってきてからすっかりばててしまい、勉強がおろそかになってしまっていました。(お子さまは卓球部 にんにんママさん)
時間がとられて家族の時間がとれない
土曜、日曜、夏休みも練習があり、家族で出かけることが減ってしまいました。小学生の弟がいるのでちょっとかわいそうです。(お子さまは卓球部 渚のカウボーイさん)
保護者としてデメリットと感じる部分もありますが、お子さまのさまざまな成長が感じられる部活動。
勉強と両立させて、中学校でしかできない経験・体験を積んでほしいですね。
※本記事は進研ゼミ中学講座保護者の方に実施したアンケート(2013年12月実施)より作成しました
進研ゼミ中学講座編集室