「この頃、うちの子、ダラダラしてる?」「やる気があるのかないのか・・・」など、お子さまの「やる気」については、保護者の気がかりの上位にランクインしがちです。
そこで、心に響く「やる気になる!ひと言」を、ズバリ中学生に聞いてみました。ぜひ、声かけの参考にしてみてください。
野球部でレギュラーになれなかったとき、「準備・挨拶・片付けは一番になろう!」
と言われて、頑張ろうという気持ちになれました。
(愛知県 貧猫さん)
「自分のものさしで物事をはかろう」。
いろいろ悩んでいたときに母に言われて、結構気持ちが楽になりました。
(千葉県 S・Yさん)
「あなたはできるのだから、なんでも挑戦したらいいよ」。
自信がもてず悩んでいたときに言われて、心がスーッと軽くなりました。
(富山県 ぷんさん)
「プレッシャーを感じなくていいからね」。
部活が辛くてしかたがないときに母に言われ、なんだか救われた気分になりました。
(岡山県 ナッチさん)
「がんばれ。がんばれば、それなりの結果がついてくるから」。
ピアノのコンクールの一週間前くらいに言われて急にやる気がでた。結果はダメだったけれど、この言葉のおかげで、練習は大事だと改めて思えるようになったと同時に、もう少し早くエンジンをかけていればと、少し後悔・・・。
(北海道 ファイターズloveさん)
テストの結果がよかったとき、「天才!?」とひと言。
地味にうれしい。
(埼玉県 このはさん)
先生や家族が、「絶対行ける!」と言ってくれた。
「運命の高校だったら絶対に受かるはず」とも言ってくれた。
(大阪府 しゅんさん)
★★ うれしかった・ありがたかったおうちの方の言葉や行動 ★★
●ちゃんと自分の努力を認めてくれること。(なかきいさん)
●ふとんをかけて、ぎゅってしてくれること。(みふゆさん)
●私には推しがいるのですが、推しのことについても理解してくれるし、朝早くからグッズを買いに行ってくれた。感謝してます。(葵結空さん)
●ケンカしたあとでも、美味しいご飯を作ってくれること。(Irohaさん)
●おいしいごはんを作ってくれること! いつも美味しくてサイコーです!!(まのんさん)
●頑張りすぎてない?と聞いてくれたこと。その言葉が嬉しくてもっと頑張ろうと思ったよ。(いっちゃんさん)
●テストの点数が悪いとき、学校でうまくいかない事があったとき、いつも「一緒に頑張ろう!」と言ってくれます。とても心強いです!(ひなっぺさん)
●くだらないボケも拾ってくれるところが嬉しい。(こたぬきさん)
●親と一緒にテレビをみているとき「お母さんもやっぱり怒りすぎたね。ごめんね。でもこれからあなたが大きくなるために必要なことだと思うからお母さんもきつくなるけどゆるしてね」と言われたことが嬉しかったです。(Yuzuさん)
やる気UPの声かけは、お子さまの状況を見極めて
お子さまによって、心に響く言葉はさまざま。
「そろそろやったら?」「いつになったらやるの?」など、否定したり責め立てる声かけはNGです。会話の中でそれとなく気づかせられるといいようです。