【中学生の心とカラダ相談室】声かけで子どもが変わっちゃう!? 思春期サポートのヒント

帰宅後、なかなか勉強をはじめないお子さまに、ついひと言・・・、雰囲気が変わってますますヒートアップ!といったこともあるのではないでしょうか? 今回、そんなシーンで効果的な声かけを専門家に聞いてみました。


「なかなか、どーして、勉強をはじめない・・・」

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指示・決めつけは絶対NGお子さまを認めるひと言を

すぐに机に向かおうとしないお子さまを見るとイラっとする気持ちはよくわかります。でも、ついつい、イラっとした気持ちのまま怒ったり、「勉強しなさい!」と強く言ったりするのは避けたいところです。子ども自身も、「勉強しなくちゃ」「宿題、やらないと・・・」といった思いでいるはずだからです。私自身も子どもによっては余計なひと言を言ってしまったことがあります。でも、残ったのは後味の悪さばかり・・・。大人としての余裕をもって、一旦、言いたいことぐっとこらえ、お子さまの説明を、お子さまの思いを傾聴するようにしてみてください。感情をぶつけるだけの言い合いを避けることにつながるはずです。

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対話から「勉強、はじめなくちゃ」と自発的に気づかせて

前向きな気持ちや行動を引き出すには、「部活と勉強を両立しているんだからすごいよね」「A先生が、最近、小テストをがんばっているってほめていたよ」などと、今の状態を認めるひと言を最初にかけることがポイントです。
お子さまが話したくなるような問いかけをして、思いを聴き、気持ちに共感すること。これがサポートの第一歩です。


◆解説とアドバイス

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公認心理師・臨床心理士
高木紀子先生
フォーレカウンセリングセンター所属、清泉女子大学非常勤講師。青山学院高等部、都立立川高校といった高校や小学校のスクールカウンセラーも勤め、中学校の巡回相談、園児から高校生までの保護者の相談も請け負う。共著に『親だからできる5つの家庭教育』(ほんの木出版)など。


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