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資格や検定、みんなどうしてるの?

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英語や漢字などの検定や資格。中学生は何をどれくらい取得しているのでしょうか。また、取得しておくとどんなメリットがあるのでしょうか。高校入試への影響も含めて、先輩保護者のアドバイスをご紹介します。

資格を持っている人が6割以上。英語検定が最も多い!

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中1~中3の保護者の方2,644人対象のアンケートをみると、「取得資格あり」と答えたのは1,628人で、全体の60%以上でした。そのうちの半数近くが英語検定の資格を取っています。また、英語検定、漢字検定、数学検定の3つ、または英語検定、漢字検定の2つなどと、複数の種類の資格を取っている人も多く見られます。

中学時代に段階的にステップアップ

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例えば英語検定取得の内訳をみると、3級・4級の取得が多いですが、準2級や2級の取得者も少なくありません。中1で5級から始めて、中学生のうちに取りたい目標を定め、段階的に取得していることがわかります。

目標に向かって学習習慣を身につけるために挑戦

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複数の資格を取得している場合は、資格取得のみが目的ではなく、学習習慣を身につけさせることを目的に、早い時期から目標に向けて挑戦を始めた方も多いようです。体験談をご紹介します。

勉強習慣を身につけることを目的に、3種類の検定に挑戦

資格挑戦の目的は、勉強の習慣を身につけることと、校外テストに慣れさせることでした。中学に入ってからすぐに、英数国3教科の検定の勉強をさせました。(英検3級 数検3級 漢検準2級取得 Mさん)

準2級取得を最終目標に、中1の2学期に英検5級から開始

目標があった方が勉強する気になると思い、英検は中学1年の2学期に5級から、漢検は中学2年時に3級から受け始めました。おかげで徐々にステップアップすることができました。(英検準2級、漢検2級取得 Mさん)

受験勉強に差し障りないように、中2のうちにほぼ取得

漢字は得意なので準2級まで、一気に2年生で取りました。英語も苦手ではないので、3級を2年生で取得。数学は苦手なので、3年生で3級を取得。部活も忙しくなるし、受験勉強に差し障りのないように、2年生でなるべく取ることをめざして計画を立てました。(英検3級、数検3級、漢検準2級 ミーヨさん)

高校受験に役立つから取得、という人も多い

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検定や資格が高校入試にどんな影響があるかは、各都道府県によって異なります。公立高校の場合、一部の県では資格が点数化されますが、多くの都道府県では点数化はされません。ただし、内申書に資格が記入され、合否判定の資料として考慮される場合があります。私立高校では、資格に応じて点数化される場合も多いようです。

先輩保護者の方は、お子さまが受験する高校の入試に合わせて、少しでも有利になるように資格取得の準備をしたようです。

第一志望校の入試では英検2級が加点されるので、挑戦

うちの子の高校受験のときは、第一志望校の埼玉県立浦和高校の入試で、英検2級、漢検2級が加点されました。行きたい高校なので、本人も頑張って挑戦しました。(英検2級、漢検3級取得 やすさん)

私立高校の入試で有利になるので、中2から準備開始

高校入試での私立併願校入試で、検定資格があると有利になることがわかりました。中2から準備をして勉強を始め、間に合うタイミングで取得できました。(英検準2級 数検3級 漢検準2級取得 mmさん)

受験会場での「場慣れ」と内申書が武器になると信じて

試験の雰囲気に慣れさせるため、小学校から漢検は10級、英検5級から受検させてきました。受験の際には、取得できた資格が書かれた内申書の内容も、「場慣れ」できていることも、強力な武器になると信じています。(英検準2級、漢検3級取得 まっこさん)

資格への挑戦は勉強のモチベーションUPにつながる

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頑張れば「合格」する喜びが味わえるし、さらに次をめざしてステップアップしたい気持ちになるのが資格挑戦のメリットです。資格取得を勉強のモチベーションUPにつなげている先輩保護者の声を紹介します。

「合格する喜び」を味わわせて、やる気をあげました

小学生のころから英検や漢検に興味を持たせ、テストを受けて合格する喜びを味わわせました。その体験を積み重ねて、今の資格を取得することができました!(英検準2級、漢検3級取得 リーさん)

「ホームステイに行ける」というごほうびで

父親と「準2級まで取ったらホームステイに行っていい」と約束して、徐々に級を上げて取得できました。(英検準2級、数検5級取得 RRさん)

資格は直接入試の得点にはつながらなくても、目標をもって学習することで学力が上がり、長い目でみれば受験にも将来にも役立ちます。積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。

検定は1年に数回しか実施しないので、早めにスケジュールを確認して、年間の計画を立てておきましょう。

※本記事は「進研ゼミ高校講座の保護者の方へのアンケート」(2019年11月実施)より作成しました。

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