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「病院や注射を嫌がらなくなりました!」という声も多く寄せられる、大人気の教材「おいしゃさんセット」。3・4歳向け〈ほっぷ〉12月号でお届けしています♪

さて、体温計のおしりにあるこのポッチ、何のためにあるものだと思いますか?

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ヒント:子どもは何でも口に入れるし、なめるし、かじるし、投げるし、落とすし、踏みますよね・・・!

答えは「体温計を立てて置きづらくするため」のものです。

もしもお子さんが、立てた注射器の上にバランスを崩して倒れ込んだ場合、ケガにつながる可能性がなきにしもあらず。なので、立たないようにするために、あえてつけているんです。

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ちなみに、同じ理由で、注射器もおしりを丸くしてあります。

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では、聴診器のこの青い部分は何でしょうか?

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これは、聴診器のひも部分が首に巻きついて、窒息の危険が発生してしまった場合に、一定の力がかかれば青い接続部で外れるようにしてあるものです。

おい聴診器2.jpg

遊ぶときに外れてしまわない程度の強度はありつつも、首に巻きついてしまったら、外れて窒息の危険を防ぐように作られています。

楽しい遊びを、安全に楽しめるように。

聴診器の耳に当てる部分のココ、

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耳に当てて痛くない&歯でかじってもちぎれない、を両立するために、材料成分の配合パターンをいろいろ試したそうです。

さて、おいしゃさんセットの人気の秘密のひとつは「お片付けも楽しい!」こと。

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透明のケースの所定部分にカチッカチッとパーツがはまっていくのが楽しいらしく、喜んで片付けてくれます♪

尚、この透明パーツは外れてしまうと端っこで手を切るおそれがあるので、外れないように設計してあります。

のみぐすりのキャップは開かないようにしています。キャップは飲み込みの危険性があるサイズになりますね!

おい飲み薬.jpg

このように、お子さんに与える玩具として問題がないか、企画段階から試作品で安全性を分析し、社外の専門機関による安全審査も受け、万全を期して開発しています。

さて、ここまでご紹介したのは企画設計時の工夫点でしたが、量産工程でもチェックが入ります。

落下テスト:1.08mの高さから床に落として破損しないか(6面自然落下テスト)

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破壊テスト:9.2㎏の力で引っ張ってパーツが抜けないか

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(あ、落下テストや破壊テストは、製造ロットから所定の数を抜き取って検査します。全て落としたり壊したりしているわけではないのでご安心ください...)

そのうえで、教材の一つひとつを、87項目(※1)の観点で検品したうえで、お届けしています。

※1:87項目の観点・・・「おいしゃさんセット」の場合。教材によって異なります。

※今回、物理的特性(形状など)についてお話ししていますが、「物理」のほかに「化学(金属、塗料の基準)」「可燃性(燃えやすさの基準)」の観点もあります。

玩具開発担当者によると、

「昨年事故が起きていないということが、今年起きない保証にはならない」とのこと。

教材と同じ素材を使った事故が起きていないか等、常に最新の事故事例をチェックし、それをもとに再度分析し直して、開発・制作に取り組んでいるそうです。

安全に遊んでいただけるものをお届けするのは、

編集部として当然の仕事ですので、

これからもがんばります!(╹◡╹)/

こどもちゃれんじ編集部 川端