公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 市の職員による出前講座で、保育園での防災教育

岐阜県 可児市立めぐみ保育園

子どもの安心・安全を守る活動

『幼児向けには防災の講座を行ったことがなかったので、今回教材を活用できてよかったです。』

報告者
岐阜県可児市役所総務部防災安全課 髙原様
実施日時
2022年4月19日(火)
参加者
年中児・年長児・教職員 計75名

<目的>

可児市では、「生涯学習 楽・学講座」という出前講座を行っています。市の職員が地域・集会・学校などへ出向き、行政の取組や情報などをお伝えするものです。その中で防災教育も行っていましたが、これまで幼児に対しては講座を行ったことがありませんでした。

しかし今年度、初めて保育園等からの講座開催の要望があり、幼児向けにどのように防災教育を行ったらよいかと思案していたところ、インターネットの検索でベネッセこども基金の紙芝居を見つけ、活用することにしました。

<内容>

今回、大人数かつ広い場所での講座実施だったため、紙芝居をデータとして取り込み、パワーポイントで映すことで全員が見やすいように工夫をしました。

紙芝居を読みながら、園児の表情を見て声かけをし、紙芝居に集中できるよう気を配りました。 園児は全員「あおにんじゃ」の行動を意欲的に練習してくれました。また、終了後にホールから各教室に戻るときも、「にんじゃ歩き」で戻るなど、しっかりと覚えていただけたようです。

集中して紙芝居を見る園児
地震のときの行動を練習する園児

<感想>

教員

  • しまじろうの紙芝居だったので、園児たちも受入れやすかったと思います。(担任の先生)
  • 地震のときの行動について、なぜそれを行わなければいけないかという意図が、園児に対してわかりやすくなっていたと思います。(担任の先生)
  • 子どもたちは紙芝居を見ている間ずっと集中していました。言葉や行動だけで伝えるよりも、紙芝居で見せることで理解が定着しやすいと感じました。(市の担当者)

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