公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 5年生の社会科で情報単元としてオンライン指導を実施

岐阜県 岐阜市立則武小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『児童が聞くだけにならないよう、挙手ボタンやチャットも活用しながら進めました。』

報告者
5年生担任 三津橋先生
実施日時
2021年12月4日(土)
参加者
5年生児童 108名

<目的>

一人一台のタブレット導入により、情報モラルに関する知識の必要性が増していることや、オンラインで相手とつながることができるゲームや携帯電話の使用率が非常に高いというアンケート結果から、今回の指導を実施することにしました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、45分の授業をオンラインで実施しました。5年生の社会科には情報に関わる単元があるので、社会科の時間を使いました。

児童はオンライン上での参加だったので、聞くだけにならないよう、挙手ボタンで反応を求めたり、意見をチャットで書き込んでもらったり、事前に配ったプリントに記入する時間を取ったりとさまざまな活動を取り入れました。

プリントには保護者の方からのメッセージ欄も追加し、家庭で話し合うきっかけづくりをしました。

オンラインでの授業の様子
講師の問いかけにオンライン上で反応する児童たち

<感想>

児童

  • インターネットは、便利だし楽しくもあるけれど、やりすぎるときまりを守れなくなったり、怖いことに巻き込まれたりすることもあるとわかりました。家でルールを決めて、安全に使いたいと思いました。
  • ぼくは、パソコンやスマートフォンでインターネットを使う機会が多いので、今日学んだことを常に意識して使いたいと思いました。特に、ネットで知り合った人には絶対に会わないようにしたいです。
  • 私は、時間を大事にするということが特にわかりました。寝るのが遅くなって朝ねぼうし、朝ごはんも食べられなくなり、学校でも元気が出ないということにならないよう、時間をきちんと守りたいと思いました。長い時間インターネットを使ってしまった時があったので、直したいと思います。

教員

  • 今回は、オンラインでの実施となりました。スライドがとてもわかりやすく、授業の見通しがもてる作りになっていたり、動画教材が効果的に配置されていたりして、あっという間の45分でした。児童には、私が伝えたかったことがきちんと伝わったのではないかと思います。情報モラルに関わる内容を今後も学習していくにあたって、とてもよい導入の機会になりました。

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