公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 放課後デイサービスでの避難訓練に合わせて紙芝居を活用

兵庫県 児童発達支援 放課後等デイサービス みるみるキッズ

子どもの安心・安全を守る活動

『怖がらせないように気をつけながらゆっくりと読みました。』

報告者
佐山先生
実施日時
2021年8月30日(月)~9月3日(金)
参加者
2歳児~高校生

<目的>

防災に関する教材をインターネット検索で探していたときに教材のことを知り、会議で相談して申し込みました。年2回実施している防災訓練にあわせて読み聞かせを行うこととしました。

<内容>

リズム体操、サーキット等で体を動かした後に、ふだん紙芝居を読むときと同じようにしてお話を聞いてもらうようにしました。紙芝居はゆっくり子ども達の反応をみながら、怖がらせないように心がけ、紙芝居の太文字のところは特にゆっくりと大きな声で読むなど工夫しながら進めました。

お話に耳を傾ける子どもたち

子どもたちは怖がることなく、「だんごむしのポーズ」をとったり、指で10秒カウントダウンしてお口チャックをして黙ってみたり、忍者歩きをしたり、指きりで約束したりすることができました。また、紙芝居の後は○×クイズをしました。「地震がきたときはどうするの?」と問いかけながら、遊んでいる絵と頭を押さえて丸まっている絵の二つを見せ、一人ずつどちらか選んで回答してもらいました。

身を守る行動をいっしょに練習

<感想>

児童

  • 「あおにんじゃ」で覚えやすくわかりやすかったです。
  • 紙芝居の後のクイズもよかったです。

教員

  • 子どもたちに親しみのあるしまじろうの紙芝居に、初めから「あっしまじろうだ。」と歓声があがり盛り上がりました。2歳~4歳の子には長かったので、途中で終わりました。次回の防災訓練でもくり返し使いたいと思います。

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