公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 夏休み前に、「いかのおすし」や自分の身を守る行動を確認

埼玉県 上尾市立大谷小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『不審者につかまれない距離感を測って練習することで、とっさの行動を学ぶことができました。』

報告者
本多先生
実施日時
2021年7月13日(水)
参加者
1年生児童35名

<目的>

小学生になって初めての夏休みを迎えるにあたり、「安全について考え、行動すること」と「自分の身は自分で守る」ことを実感を伴って学ばせたいと考え指導しました。

<内容>

パワーポイントスライドと講師用シナリオ資料
子どもの安全・安心ハンドブック」を使って、学級活動の時間に45分間の授業を行いました。パワーポイントスライドには少しアレンジを加えました。

学習のめあてとして、
・家族以外にも自分のことを大切に思ってくれている周りの人に感謝すること
・自分で自分を守る力を身につけることの大切さを理解すること
・こわいことやいやなことにあわないために何が大事かを理解すること
の3点を設定しました。

防犯標語「いかのおすし」を確認したあと、「安全スイッチ」を合言葉に、身の安全を守るためにどのように行動したらよいかをパワーポイント資料を見ながらクイズ形式で考え、話し合いをしました。児童の身近な場所でも気を付けなければいけない場所があることに気付かせました。

3密をさけながら、不審者にさわられない、つかまれない距離感を自分の腕を使って測ったり、「だるまさんがころんだ」のようにして周囲に気を付けたり、「たすけて!」と大きな声で言う練習をしたりして身を守る行動の体験をさせました。
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冊子とパワーポイントを使って授業を展開

<感想>

児童

  • なるべく一人にならないように気を付けたいです。
  • やさしいことを言われても、ついていってはいけないことがわかりました。
  • 夏休みに「子どもの安全・安心ハンドブック」を家の人といっしょに読んで、練習したいです。

教員

  • 「安全スイッチ」オン!は何度もスライドで登場させ、どんなときにオンにする必要があるか、どのような行動をとったらよいか考えさせました。スライドを見て、実際の行動を体験させることで具体的にどのように行動したらよいか理解できたようです。

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