公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット ネットで知り合った人には絶対に会わない、などの約束を再確認

茨城県 古河市立古河第七小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『自分にも起こりうるかもしれない事例がたくさん載っていて、児童が自分のこととして考えることができました。』

報告者
教務主任 諸橋先生
実施日時
2021年7月20日(火)
参加者
6年生児童 95名

<目的>

正しいインターネットの使い方を「情報モラル教室」として実施しました。スマホやタブレットを使用する機会も多くなったため、トラブルを起こさない、巻き込まれない、そしてトラブルなってしまったときに慌てず対応できるように時間をとり指導しました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、45分×3クラスで授業を行いました。総合的な学習の時間を使用しました。

教室での授業の様子

ゲームの時間がだんだん増えていき、ルールを守れなくなる事例は、自分と重ねて考えている児童も多く、今までの行動を振り返ることができたようです。

ネットで知り合った人と会うか会わないかという質問には、「友達と一緒なら会うかも」という児童がどのクラスにも数人いました。ネットでは簡単に嘘がつけるということを知り、「絶対に会わない」、「名前や学校名なども教えてはいけない」と実感したようです。

話し合いをする児童たち
質問に答える児童たち
授業の振り返りを書く児童たち

<感想>

児童

  • インターネットを使うと楽しいけれど、その反面トラブルに巻き込まれることがあり、巻き込まれないためにはしっかりとインターネットのこわさを知り、ルールを守ることが大切だとわかりました。
  • スマホだけでなく、ゲームなどにも危険なことがあるとわかりました。これからも家族の中でインターネットのことについてルールを考えてみたいと思います。
  • 何がダメで、どうしたらいいのかがわかりました。自分がおもしろくても、周りの人はいやな思いをしているかもしれないという所が心に残りました。

教員

  • 動画やイラストが使われており、わかりやすい教材でした。自分にも起こりうるかもしれない内容だったため、児童が自分のこととしてとらえることができたように思います。

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