公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 学校保健委員会のテーマ「ネットとのつきあい方」に合わせて指導を実施

神奈川県 横浜市立日枝小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『児童アンケートから、ネットトラブルについての不安の声が多く聞かれました。』

報告者
養護教諭 太田先生
実施日時
2021年7月8日(木)~20日(火)
参加者
・学校保健委員会参加者(3~6年生代表児童、全教職員、学校医、学校薬剤師)約80名、 ・5・6年生児童 218名

<目的>

学校保健委員会のテーマが「インターネットとのつきあい方」に決まり、3~6年生にアンケートをとったところ、インターネットのトラブルについての心配事が多くあがったため、冊子を配布して知識を深めてもらおうと考えました。

<内容>

最初に学校保健委員会で配布しました。講師よりインターネット依存やゲーム・ネットで起こる問題(身体的問題)、上手に使いこなすために必要なことをお話いただき、その後の質疑応答時間に児童の質問に答える形で冊子を利用しました。

また学校保健委員会終了後、5,6年生全員に各教室で冊子を配布して担任より説明をしてもらいました。児童は"その言葉、正しく伝わるかな?"の部分に反応が多く、「よく起こることなので気を付けたい」という意見が多く出ました。

最後に、"わが家のスマホルール"をクラス全員に書くよう促しました。家庭に持ち帰り話し合ったクラスもありました。

冊子を説明する様子
学校保健委員会で冊子をみる児童

<感想>

児童

  • 自分の部屋に携帯を持ち込まない方がよいと知り、驚きました。今まではルールがなかったので、おうちの人と話しあって、スマホルールをつくりました。
  • 休日にどうしてもダラダラとゲームをしてしまい、決められた時間を守れていませんでしたが、これからはタイマーをセットして依存症にならないようにしたいです。
  • ネットのトラブルに巻き込まれている人が多くて驚きました。これからはもっと気を付けてネットとつきあいたいです。

教員

  • イラストが多くとてもわかりやすい冊子で、児童はとても真剣に読んでいました。「わが家のスマホルール」がとても使いやすく、クラス全体で話し合うことができました。

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