公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 シナリオとスライド資料をもとに、教員がDVDを収録し各クラスで視聴

群馬県吾妻郡 東吾妻町立原町小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『教材がそろっているので、最短の準備時間でDVD収録を行うことができました。』

報告者
養護教諭  富澤先生
実施日時
2020年12月24日(木)
参加者
全校児童 191名

<目的>

毎学期、長期休業前には生活指導の一環として「安全」に関する指導を行ったり、警察の方に講話をいただいたりしていますが、今回このプログラムを知り、冬休み前の生徒指導の一環として活用しました。

<内容>

感染症拡大防止のため終業式を放送で行うことになり、講師用プログラムに沿ってDVDを作成し教室で視聴させることにしました。スライドを編集して、職員の写真をスライドに挿入したり、職員が登場人物となった寸劇を追加したりして、低学年でもわかりやすいように工夫しました。

山間部の学校なので、今まで「ひとりにならないこと」という視点で指導をしてきませんでした。階段やエレベーターといった場所が1人になりがちな注意すべき場所だということや、怖いと思ったら「すぐに逃げる」ということがわかりやすく伝えられたのではないかと思います。

教材セットのスライド資料やシナリオを使ってDVDに収録したものを各クラスで上映
教室でDVDを視聴する児童

<感想>

児童

  • エレベーターが一人になる場所だと初めて知りましたた。近所にはそんな場所は無いけれど、町に行ったら気を付けたいと思いました。
  • DVDに先生が出てきて楽しく視聴できました。ランドセルに防犯ブザーはつけているけれど、どんな時に使うのかあまり考えたことがありませんでした。
  • 絵がかわいくてわかりやすかったです。自分を守る行動が大切なんだなと思いました。

教員

  • 感染症拡大防止ため事前の収録によりDVDを作成。パワーポイントにシナリオが付いていたので、最短の準備時間で作成することができました。実際に子どもたちに話をすることができなかったので、直接反応が見ることはできませんでした。
    今回は長期休業前の指導に活用しましたが、不審者の避難訓練等でも活用できるのではないかと思いました。


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