公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 学習参観の時間を使って、児童と保護者でネットのルールを作成

新潟県 魚沼市立広神東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『授業展開がよく練られていて、児童が集中して参加できる教材になっています。』

報告者
担任 平賀先生
実施日時
2021年1月15日(金)
参加者
5年生児童27名、保護者

<目的>

児童や保護者と面談などでコミュニケーションをとる中で、インターネットを介してのスマホやオンラインゲームでのトラブルが身近な問題となってきていることを感じたため、時間をとって指導しました。学習参観の時間を使って、保護者にも一緒に参加してもらい情報モラル教育についての学習を実施しました。

<内容>

講師用プログラムに沿って、道徳の時間に45分間の授業を行いました。内容がよく練られていて子どもたちの理解も早く、付属のワークシートも使用しながら話し合いを活発に行うことができました。
スライド内の動画は誰もが真剣に見入り、ゲームがやめられなくなるだけでなく、友達も失ってしまう要因になり得ることに、怖さを感じたようでした。
スライドはそれぞれまとめの部分が空欄で入っていたので、友達同士考える時間をとることができ、子どもたちは集中力を継続させて話を聞くことができました。保護者の方も時折うなずきながら聞いている姿がありました。

資料をモニターに映しながらの授業
保護者のかたも授業に参加


<感想>

児童

  • SNSでは、相手の顔が見えないために誤解が生まれたり、文の打ちまちがいでうまく伝わらなかったりすることがあるので、よく考えてから送った方がいいと思いました。
  • ゲームの使い過ぎをしないよう、しっかりと親に頼んで設定してもらおうと思いました。SNSでのやり取りやネットでの出会いは危険なので、まずそういうアプリやネットをしないようにしようと思いました。

教員

  • 話し合いのポイントがスライドに細かく書いてあり、非常に授業を進めやすいパワーポイントの資料になっています。また、途中でまとめがあったり、ムービーがあったりと、子どもたちが集中力を継続できる内容に作られていたのがよかったです。


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