公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 一人一台タブレットの時代。ネットの安全指導も必須に

奈良県 奈良市立平城小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『シナリオや振り返りシートなどがセットになっていて、担任の負担なく授業ができました。』

報告者
生徒指導部 山本先生
実施日時
2020年10月中旬~下旬
参加者
3~6年生児童 388名(各学年にて指導)

<目的>

政府のGIGAスクール構想により、一人一台のタブレットを用いて学習を進める時代が近づいています。本校でも一人一台のタブレットを導入しましたが、それによって児童が今まで以上にインターネットに関わるトラブルを起こしたり、巻き込まれたりすることも懸念されます。それらを未然に防ぐ一つの手段として、ベネッセこども基金のスマートフォン・インターネット安全教室の教材を取り入れ、指導に活用しました。

<内容>

児童の実態に応じて、各学年で指導内容をアレンジしてもらい、指導を行いました。スライド教材は児童の興味を惹きつける構図で作られており、担任の話もしっかりと聞いて真剣に学習に取り組んでいました。授業で用いる振り返りシートもついていましたが、児童がメモをとれる欄を設けたり、字の大きさを学年に応じて調整したりして、より効果的に学習できるよう配慮しました。

教室での授業のようす

<感想>

児童

  • インターネットを使うときに大切なことがいろいろとわかりました。ゲームに時間を使いすぎてしまうと、後から自分が後悔すると思いました。
  • SNSでのやり取りは、文字だけで表情などが見えないのでトラブルが起きるのだと思いました。インターネットでは嘘が簡単につけるから、こわいです。何でもよく考えずに写真を撮ったり、送ったりしたりしてはいけないとわかりました。

教員

  • 振り返りシートや授業のシナリオもついていて、指導の際の学校の負担があまり無いように配慮されており、よかったです。


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