公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 大事なテーマが詰まった教材で、6年生にスマホモラルを指導

茨城県 鉾田市立旭北小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『時間をかけてじっくり考えさせたい、大切なことが網羅された教材です。』

報告者
養護教諭 寺内先生
実施日時
2020年12月9日(水)
参加者
6年生児童 12名

<目的>

今年度,本校の学校保健委員会では「情報モラル」をテーマにしています。学校に届いた案内で見本冊子を拝見したところ、冬休み前に家族でスマホ等の使い方について考えてもらうのにとても良いと思い申し込みをしました。また,もうすぐ中学生になる6年生はスマホ等がとても身近になっているので,安全に使用してもらいたいと思い授業を実施しました。

<内容>

学級活動の時間に、講師用プログラムに沿って45分間の授業を実施しました。新型コロナウイルス感染症予防対策として児童間の間隔を広めにとってあり,グループ活動も難しいことから,考えてほしい問題や大切なポイントについてワークシートを作成し記入させながら進めました。メッセージのやり取りの事例やゲームのし過ぎの動画教材は,とても興味深く見ていました。

教室での授業。動画教材を視聴中
授業の振り返りをワークシートに記入

<感想>

児童

  • スマートフォンやインターネットはすごく便利だけれど,使い方を誤ると自分や他の人にも迷惑がかかることがわかりました。スマートフォンやインターネットを使う時にはルールを守るようにしたいです。
  • SNSなどメールで文字を打つときは,この文章でいいか,違う意味で伝わらないか確認してから送ろうと思います。ゲームやスマホなどの時間を守り,使いすぎに注意したいです。ネットでは自分の名前や場所,写真は載せないようにし、ネットで知り合った人とは絶対に会ってはいけないことがわかりました。
  • インターネットやSNSをするときは相手のことを考えるということや,親や家族とルールをしっかり決めるということが大切だとわかりました。家に帰ってさっそくルールを確認したいと思います。

教員

  • 大切なことが網羅されている資料だったのでとてもよかったです。ただ,一つ一つをていねいに説明していくと45分という時間は厳しかったです。もっとじっくり考えさせるためには,もう少し時間が必要だったと感じました。


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