公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 休校明けに増加したゲームの長時間利用についてクラスで考えました

神奈川県 小田原市立久野小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『動画での問題提起と講師用解説のセットで、授業が進めやすかったです』

報告者
4年生担任 諸星先生
実施日時
2020年9月11日(金)
参加者
4年生児童 27名

<目的>

3年生のときに外部講師を招いてインターネットのモラルについて学習する機会を持ちましたが、臨時休校明け、オンラインゲームに熱中する児童が増えてしまっていたため、再度注意を呼びかけるために安全教室を実施しました。

<内容>

45分間の講師用プログラムに沿って、学級活動の時間に指導しました。児童に考えさせる場面が動画教材で用意されているので、動画で問題提起をし、講師用の解説を使って説明するという流れで進めました。

ゲームのやりすぎで生活リズムが乱れている児童がいるので、特に「②時間の使い過ぎ」についての話し合いを長めに取るようにしました。授業を実施したことを学級だよりで保護者に伝え、「初めてのスマホ安心ガイドブック」を児童に持ち帰らせて、家庭への啓発としました。

<感想>

児童

  • ゲームはおもしろいけれど、知らない人に誘われたりすることがあるのはすごく怖いと思いました。ネットでは簡単に嘘をつけるところも怖いと思いました。
  • ゲームをやりすぎるといつの間にか時間が過ぎていって、現実の世界に影響が出てしまうので、ゲームをしすぎないようにします。
  • 自分はフォートナイトをやっていますが、知らない人とはやらないで友達とやろうと思いました。

教員

  • 4つのポイントがわかりやすく提示されていたので、児童に大切な点がしっかりと伝わったと思います。特に「SNSでも、人の気持ちを考えよう」というまとめが、私自身も本当にそうだと感じました。保護者懇談会でも話題にしたかったのですが、前期懇談会が中止となってしまったのが残念です。


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