公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 新1年生への安全指導を担任が実施

千葉県 千葉市立千草台東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『映像やイラストが多く、1年生でも楽しく学べました』

報告者
1年生 担任の先生
実施日時
2020年8月7日(金)
参加者
1年生児童 30名

<目的>

毎年1年生は入学後すぐに地元の警察署の方から、安全な登下校のしかたや不審者への対応のしかたについて教えていただいています。しかし、今年度は臨時休校の関係で実施できなかったため、このプログラムを活用して担任が指導することにしました。

<内容>

夏休みに入る前の生活指導として、学活の時間に実施しました。授業はパワーポイントを使いながら進め、特に強調したい部分はイラストを印刷して黒板に貼るなど視覚的にも興味をもてるよう工夫しました。「不審者から距離をとる」「大声を出す」などのテーマでは、子どもたちに順番に実践してもらい、体験的に理解できるようにしました。特に「安全スイッチ」に身振りをつけたところ、子どもたちの反応もよく、授業後もイメージが頭に残ったようです。

教室でモニターを使いながらの授業
重要なポイントはイラストを印刷して板書に活用


<感想>

児童

  • 不審者が近づいてきても、距離をとるようにします。
  • もし一人になったら、前後左右をよく見ることを気をつけたいです。
  • 何か言われてもついていかない、安全スイッチを押す、ということを気をつけます。

教員

  • 1年生には少し内容が難しそうでしたが、映像やイラストが多かったので楽しく学ぶことができました。夏休み直前に学習したため、その後の登下校で気をつけることができているかはまだ確認ができていません。「楽しかった」だけで終わってしまわないかが心配なので、もう少し早い時期に実施するなど、事後指導も意識した指導計画を立てる必要があったと感じています。


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