公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット スマホやネットを正しく理解し、安全に使えるよう指導

神奈川県 川崎市立向小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『子どもにスマホを持たせることへの危機意識が薄いのを危惧しています』

報告者
3年生担任 藤井先生
実施日時
2020年7月29日(水)
参加者
3年生児童

<目的>

社会の急激な変化に伴い、スマホなどの情報通信機器を子どもに与える家庭が増加しています。便利な一方、扱いを誤ると大変危険な状況になることもあります。そこで、子どもたちが情報ツールについて正しい知識をもち、安全に使っていけるようにするため、スマホのルールや危険性を学ぶ場として安全教室を実施することとしました。

<内容>

授業の中で、子どもたちからは「相手に断らないで勝手に写真を撮ってはいけない」「ゲームのやりすぎはだめ」「家の人とルールを決めて必ず守る」「SNSでつながった人とは会わない」「勝手に課金してはいけない」など、たくさんの意見や感想が出ました。

スマホを持っている児童は少なかったですが、持っていない児童には「これから自分で持ったとしたら、どうするか」という投げかけをしながら話を進めたことで、危機意識を持つきっかけは作れたのではないかと思います。これから年齢が上がり、実際に使用する際には、好奇心や誘惑に負けてしまうことも予想されます。情報通信機器について正しく理解し、いじめや犯罪にかかわってしまうことのないよう、今後も継続した取り組みを続けていきたいと思います。



<感想>

教員

  • 児童に対する指導とともに、保護者に向けて危機意識を高めていくための啓発活動も併せて行っていく必要があると感じました。


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