公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 わかりやすい教材で、防犯意識を高める安全指導

愛知県 名古屋市立中島小学校 

子どもの安心・安全を守る活動

『覚えやすいフレーズで、楽しく意欲的に学習できました』

報告者
教務主任 蒲原先生
実施日時
2020年7月17日(金)
参加者
2年生児童 25人

<目的>

毎年この時期には、学校独自の「中島っ子の夏休み」という夏休みの生活の約束を一覧にしたものを使い、「安心・安全な生活」について指導しています。今年度は2年生のクラスで、担任が学級活動の時間を使って、夏休み前の生活指導としてベネッセこども基金の講師用プログラムを活用しました。

<内容>

本校では日頃から、各クラスで書画カメラ等のICT機器をよく活用しています。今回は、「あんぜんパワーアップ教室」のパワーポイントのスライド資料に沿って授業を展開しました。

実際に不審者に声をかけられた場面を想起させながら、時折「あんぜんスイッチオン!」と全員でかけ声を出しながら楽しく学習することができました。パワーポイントのスライド資料や冊子「子どもの安全・安心ハンドブック」は大変使いやすく、参考になりました。児童に書かせる用紙は、「スマートフォン・インターネット安全教室」のワークシートを参考に、担任が作成しました。

「あんぜんスイッチオン!」のかけ声で防犯意識を高める
不審者から距離をとる練習


<感想>

児童

  • 一人になったら怖いけれど、「あんぜんスイッチ」をオンにして、「行きません」と言えるようになりたいです。
  • どんな言葉をかけられてもついて行きません。どうしても声が出ないときは防犯ブザーを鳴らすようにします。
  • なるべく一人にならないようにし、周りの音をよく聞くようにしたいと思います。

教員

  • パワーポイントのスライド資料は視覚的にもわかりやすく、児童は意欲的に授業に取り組めました。シナリオにあった「あんぜんスイッチオン」というフレーズに、動きをつけたり、言い方を工夫したりすることで、児童が楽しんでいました。楽しむ様子や、授業後の振り返りから、防犯の意識が高まったと感じています。実際に学区の危険な場所や安全な場所を具体例に示すことで、防犯をより身近なこととしてとらえさせることができました。


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