公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット SNSのトラブルなどが増える夏休みを前に、スマホ安全指導を実施

滋賀県東近江市立御園小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『教材の冊子がわかりやすく、休み時間も熱心に読んでいる児童がいました。』

報告者
山本先生
実施日時
2020年7月
参加者
高学年児童 約200名
(各クラスにて担任が指導)

<目的>

夏休みは家庭で過ごす機会が多くなり、同時にインターネットやスマホ、タブレット、SNSなどを利用する時間も急増するという実態があるため、それらをコントロールして活用する力をつけてほしくて指導をすることにしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のためなかなか外部講師を呼ぶこともできないため、各学校に配られたお知らせを見て担任が指導できる教材資料ということで申し込みました。

<内容>

夏休みの生活のきまりについての話に関連させて、冊子を活用して指導しました。冊子はすべて読むと情報が多いので、児童がそれぞれ自由に読める時間を作りました。また、保護者にも内容を理解してもらいたかったので、保護者懇談会を通じて冊子の存在を周知し、家庭で子どもと一緒に考える機会をもってもらうようお願いしました。

真剣に冊子を読む児童
各自で冊子を読む時間を設定


<感想>

児童

  • 冊子がマンガ風になっていてわかりやすかったです。スマホやSNSには、こわいことや犯罪につながることもあると知って、使い方に気をつけようと思いました。
  • スマホやインターネットをよく考えずに使うと、結局自分が困ることになるので、ルールを決めて使いたいと思います。

教員

  • 授業後も子どもたちが冊子を読んでいる姿が見られました。子ども目線に立って作られたよい教材だと思います。保護者にも一緒に読んでもらうことができるので、スマホの危険性を理解してもらい、家庭での管理に役立ててもらえればと思います。


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