公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 休校中に気になったSNSの利用について時間をとって指導

千葉県鎌ケ谷市立東部小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『教材がよくできていて、児童が熱心に話し合いに参加してくれました』

報告者
6年生担任 佐々木先生
実施日時
2020年7月22日(水)
参加者
6年生児童112名

<目的>

新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校期間中、児童同士のSNSの利用において言葉づかいやルール作りにおいて不安なことがあったため、スマホ・インターネットを使ってSNSを利用するメリットやデメリットについて理解し、SNSなどを正しく利用できることを目的として指導を行いました。

<内容>

講師用プログラムに沿って,45分間の授業を行いました。道徳の教科書に、SNSの使い方に関する内容が載っていたので,その発展学習として取り組みました。授業の中では,特に動画教材を視聴した後の話し合いが活発になりました。家庭用ゲーム機を持つ児童が多くいたので,どの児童も自分事としてとらえることができたようです。また,SNSでのトラブルや写真をめぐるトラブルは身近に起こりうる問題なので,具体的にかつ強調してていねいに指導しました。

教室での授業のようす

<感想>

児童

  • インターネット使用のルールは決めていたけれど、時間や場所までは決めていなかったので、これからは家の人と相談して決めるようにしようと思いました。
  • ルールを考えていても、ついつい続けてしまうところがゲームやスマートフォンの危険なところだと思いました。
  • インターネットで知り合った人とは連絡をとったり、会ったりしてはいけないということがわかりました。また、ゲームをやりすぎると学校生活に影響が出るということを覚えておきたいです。

教員

  • スライドの内容や順序がうまく構成されていたので,指導する中で児童の注目を何度も集めることができました。また,児童が「話し合いたい」と思うテーマが設定されていたり,そのきっかけとなる動画教材があったりと,45分間が短く感じるような充実した指導をすることができました。


SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る