公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 休校でネットに触れる機会が増加したため、情報モラル授業を実施

千葉県八千代市立八千代台小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『実際にオンラインゲームをやっている児童も、リスクや正しい使い方を理解できたようです』

報告者
5年生担任 石塚先生
実施日時
2020年7月20日(月)
参加者
5年生児童 28名

<目的>

新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校期間中に、児童が情報機器を扱う機会が増えたため、正しい扱い方を指導するために教材を活用しました。

<内容>

教材を活用し、45分間の授業を行いました。「ゲームのしすぎ」のテーマには共感した児童が多かったようです。実際にオンラインゲームをしている児童も何人かいた中で、知らない人と連絡をとりあったり、ゲームをやりすぎたりしてしまうという事例に心当たりのある児童もいたようです。「写真の投稿」については、投稿された人の気持ちを考えることで、より理解が深まったようです。写真に写っているいる人に許可が必要なのではないかという意見も出ました。

情報モラル授業のようす
児童用の教材冊子の内容を確認
授業の板書

<感想>

児童

  • 自分を守るために、インターネットのフィルタリングサービスがあることを学びました。これからトラブルに巻き込まれないように、使い方に注意していこうと思いました。
  • スマートフォンを買ってもらったときには、SNSなどの使い方に気をつけようと思いました。誰かが嘘をついている可能性もあることを初めて知りました。

教員

  • 冒頭に、学習内容の全体像を確認できるようになっているので、見通しをもって授業のめあてを考えることができました。イラストなども児童の共感を得やすくなっていて、見ていて飽きないように工夫されていると感じました。

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