公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防犯 全校での不審者対応訓練と防犯指導を実施。

栃木県河内郡上三川町立坂上小学校

子どもの安心・安全を守る活動

報告者
安全教育主任 髙田先生
実施日時
2020年1月17日(金)
参加者
全校児童 96名

<内容>

毎年警察のかたにお願いして実施している不審者対応訓練の事前指導として教材を活用しました。各クラスで朝活動の時間に、危険な場所や不審者に会ってしまったときの対応などについて確認。低学年では「ひとりにならない」「こわいと思ったら逃げる」などの項目を中心にイラストを見ながら指導、高学年では自分で読む時間をとってからポイントを指導するなど学年によって進め方を工夫しました。

朝活動の時間に冊子を使って事前学習

その後2時間目終了後の休み時間に不審者対応訓練を実施し、学校に不審者が入った際の避難の仕方や大きな声で助けを呼ぶことの大切さ、日ごろからの地域のかたとのコミュニケーションの重要性などについて警察のかたのご協力をいただきながら学びました。

不審者対応訓練にて、防犯のポイントを警察のかたから学ぶ

教材の冊子は家庭に持ち帰ってもらい、保護者にも読んでもらうよう伝えました。

<感想>

児童

  • 下校途中で一人になるところがあるので、まわりに気をつけて帰るようにしようと思いました。
  • 不審者はこわいけれど、ふだんから近所の人に大きな声であいさつをしておくことが大切だとわかって少し安心しました。

教員

  • 不審者対応訓練の日に合わせて指導を行ったこともあり、より効果的に伝えることができたと思います。低学年にはやや難しかったようですが、イラストがたくさんあるので文章を読み込まなくても指導できたところがよかったです。

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