公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 【群馬県前橋市立荒子小学校】3~6年生にスマホの安全指導を実施。ポイントをおさえたわかりやすい教材で児童の理解も深まりました

群馬県前橋市立荒子小学校

子どもの安心・安全を守る活動

 

 

前橋市立荒子小学校 担任 須田先生よりご報告いただきました。

 

 

日 時:2019年12月中旬

参加者:3年生~6年生児童(各クラスにて実施)

 

 

<きっかけ>

児童の生活のようすから、スマートフォンやインターネット、ゲームの使用について正しく理解してもらう必要性があること、保護者にも意識を高めてもらう必要性があることを感じ、指導のための教材を申し込みました。

 

<目的>

児童には、スマートフォンやインターネットを使用する際のリスクや注意点、生活への影響などについて理解を深めてもらうこと、保護者へは、児童に使用させる際の危険性を認識してもらい、フィルタリングなどについての知識を得てもらうことをねらいとしました。

 

<内容>

講師用プログラムに沿って、45分間の授業を行いました。メディアやゲームの利用時間、SNSでのコミュニケーションなどをテーマに指導。ゲームの利用については児童も実感として心当たりがあるようで、家庭でのルールも含めて身近な問題としてとらえてくれました。SNSについては、友達とのやりとりの中で注意や思いやりが必要であることや、知らない人とのやりとりに潜む危険性、個人情報を守ることの大切さなどについて理解を深めてもらうことができました。最後に、教材の冊子を持ち帰ってもらい、家庭で保護者と話し合って今一度ルールを考えてもらうよう促して終わりました。

 

【スマホ】群馬県前橋市立荒子小学校本番用画像①.jpg

△授業のようす。教材セットのスライドを使用

 

【スマホ】群馬県前橋市立荒子小学校本番用画像②.jpg

△授業の終わりに、各自振り返りを記入

 

<感想>

児童:

・インターネットやゲームに時間を使いすぎると、朝起きられないなど問題が起こるとわかり、家でルールを決めてやるようにしようと思いました。

・ゲーム機を持っていますが、ゲームをやりすぎると大変なことにつながるのだと、今日の授業でわかりました。

・インターネットには怖いことがあるのだと思いました。メールや写真を絶対にインターネットに上げないようにしようと思いました。

・内容が少し怖かったけれど、今日習ったことをきちんと守れば怖いことにはならないという安心感も持てたので、よかったです。

教員:

・シナリオができており、簡単な準備で児童にわかりやすく授業をすることができました。学校として取り組もうとしている安全への意識づけのきっかけ作りができたと思います。

 

 

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